「産後ダイエット=食事制限」と思っていた私。
でも実際やってみると、全然続かないどころか逆効果でした。
母乳育児中だから自然と痩せると思っていたのに、現実はまったく痩せず…。
むしろプラス1kg増えていました。
焦って「晩ごはんはサラダだけ」「ごはんはできるだけ減らす」といった極端なダイエットに挑戦しましたが、1週間ももたずに挫折。
育児の疲れやストレスもあり、甘いものをドカ食いしてしまうことも。
授乳や寝不足で体は常にエネルギー不足なのに、さらに食事を減らすなんて…今思えば無理しかなかったです。
今振り返ると、産後に必要なのは“制限”ではなく“管理”だったと感じています。
「食べない」よりも「どう食べるか」を意識するだけで、心も体もぐっとラクになりました。
この記事では、食事制限に頼らず無理なく続けられた「産後の食事管理のコツ」と、
バランスの取れた食事を叶えるおすすめの宅配サービスを紹介します。
- 食事制限のダイエットが続かない
- 産後なかなか体重が減らず焦っている
- ごはん作りの時間がなく、つい偏った食事になりがち
- 栄養バランスを整えたいけど、何から始めていいかわからない
産後の食事制限がNGな理由
産後すぐの私は、「できるだけカロリーを取らない=痩せる」と思い込み、夜はサラダや鶏むね肉だけ、ごはんはできるだけ減らす…という極端な食事をしていました。
でも、体重はほとんど減らず、イライラばかり。
結局ドカ食いしてリバウンドし、何ひとつ良いことがありませんでした。
では、なぜ産後の食事制限はよくないのでしょうか?
実は、体にも心にもこんな悪影響があるんです。
栄養不足になり、母乳や体調に悪影響
授乳中は、普段よりも多くの栄養が必要になります。
無理に食事量を減らすと、母乳の出が悪くなったり、貧血・めまい・肌荒れなどの不調が起きやすくなります。
筋肉が落ちて代謝が下がる
食事制限をすると、脂肪だけでなく筋肉も減ってしまいます。
筋肉量が減ると代謝が落ち、同じ食事量でも太りやすい体質に。
「食べてないのに痩せない」の悪循環に陥ります。
リバウンドしやすくなる
極端にカロリーを減らすと、体が“飢餓モード”になってエネルギーをため込みやすくなります。
その状態で普段の食事に戻すと、あっという間に体重が戻るどころか増えてしまうことも。
イライラ・疲労感が増す
産後は寝不足や授乳でただでさえ体力が消耗しています。
そんな中で食事を減らすと、血糖値が下がりやすく、イライラや疲労感が悪化。
気づけば「痩せたいのに元気が出ない」状態に…。
産後は食事制限ではなく“食事管理”が重要
そんな私が「食事管理」の大切さに気づいたのは、産後5か月ごろに通い始めた産後整体がきっかけ。
整体の先生から「減らすより、整えることが大事」と言われたんです。
詳しくはこちらの記事でまとめています

それ以来、“食べない”よりも“上手に食べる”ことを意識するように。
私はアプリ「カロミル」を使って、毎日の食事内容とカロリーをゆるく記録していました。
「食べたいものを我慢せず、1日の中でバランスを取る」——それが私に合ったスタイルでした。
私はこちらのアプリを使っています
私が意識していた食事管理のポイント
① 食べたいものは我慢しない
マクドナルドなど外食で1000kcal近く食べた日も、
朝と夜を軽めにして1日のトータルを1400kcal前後に調整。
もし1日のトータルカロリーを超えてしまっても、次の日に少し調整すればOK。
「今日は食べすぎた…」と悲観せず、ゆるく続けることが長く続けるコツでした。
② 糖質制限はしない
糖質を極端に減らすとイライラしやすく、代謝も落ちやすいです。
外食がない日は、1日3回しっかりごはん(1回130g)を食べていました。
炭水化物を抜かないことで満足感が続き、間食も自然と減りました。
③ 間食や夜食OK!ストレスをためない
小腹が空いたときは、我慢せず間食。
おにぎり・フルーツ・お芋などの糖質が豊富なものを中心に、
ときどきチョコやシュークリームも「ご褒美」としてOKにしていました。

中でもお気に入りは、糖質0ヨーグルト(70g)+バナナ1本+はちみつ小さじ1。
酸味と甘みのバランスがちょうどよく、満足感があるのに約160kcalと低カロリーなのでおすすめのデザートです!
④ タンパク質を意識する
脂肪だけを落として、筋肉をキープするためにはタンパク質が欠かせません。
体重計の数字よりも「見た目」を重視し、
毎月全身写真やウエスト・太ももを測ってモチベーションを保っていました。
妊娠前のズボンがスッと履けたときの喜びは、本当にうれしかったです。
ただ、1日に必要なたんぱく質は食事だけで補うのは難しいため、プロテインを取り入れるのがおすすめです。
詳しくはこちらの記事でまとめています




産後ダイエット中の食事管理をラクに続ける方法
「食事管理が大事」と分かっていても、
育児中に毎日バランスを考えるのは正直むずかしいですよね。
献立を考えるだけで疲れるし、買い物も一苦労。
そんなとき私を助けてくれたのが、冷凍・冷蔵弁当と生協の宅配でした。
冷凍・冷蔵弁当のメリット
- 栄養バランスが整っていて、レンチンだけでOK
- 成分表があるのでカロリー管理がしやすい
- 味がしっかりしていて満足感がある
私は産後整体の先生にすすめられ、昼食を冷凍弁当に切り替えたのですが、
思っていた以上に満腹感があり、タンパク質がしっかり摂れて、間食も減少。
さらに、準備のストレスがなくなり、カロリー調整もしやすくなりました。
生協の宅配のメリット
- 買い物に行かずに済むので、外出ストレスが激減
- 牛乳やお米、食用油など重いものを運ばなくていい
- ミールキットも販売されていて、調理が簡単
- 価格もスーパーと大きく変わらない
- 子育て家庭は送料が格安(私の地域は100円)※2025年10月時点
特に猛暑や真冬など、赤ちゃん連れの外出がつらい時期は本当に助かりました。
以前はついコンビニで甘い飲み物やお菓子を買ってしまっていたのですが、
外出のきっかけが減ったことで、自然と間食も減りました。
産後ママにおすすめの宅配サービス3選
「今日はごはん作りたくないな…」
そんな日が続く時期こそ、頼れる宅配サービスがあると本当に助かります。
ここでは、私が実際に使ってよかった・「これなら使ってみたい」と感じた宅配サービスを3つ紹介します。
つくりおき.jp(株式会社Antway)
冷蔵で届く手作りのお惣菜。
調理経験豊富なシェフと管理栄養士が監修しており、栄養バランスも安心です。
そのまま食卓に出せるので、夕食づくりが5分で完了!



夕方、子どもがぐずって「もうしんどい…」と思った日でも、
冷蔵庫にお惣菜があるだけで心の余裕が戻りました。
シェフの無添つくりおき(株式会社AIVICK)
化学調味料・保存料を使わず、管理栄養士とシェフが手作りした冷蔵惣菜が週替わりで届きます。
味つけが優しく、子どもと一緒に食べられるのが嬉しいポイント。



味つけが優しく、子どもと一緒に食べられるのが嬉しいポイント。
「家族の健康を守りたいけど時間がない」そんなママにぴったりです。
料理の時間と労力を減らして、家族との時間をゆっくり過ごせます。
パルシステム(パルシステム生活協同組合連合会)
生協が運営する宅配サービス。
出資金・手数料が無料で、3週間おためしできます。



牛乳やお米、食用油など“重いもの”を玄関まで届けてくれるので、
買い出しの負担が減って、体も気持ちもラクになりました。
忙しいときだけ・季節限定(猛暑や真冬)など、無理のない使い方でもOK。
食事を整えることとストレスを減らすこと、どちらも叶えたいママにぴったりです。
まとめ:無理しない食事管理で、産後ダイエットはもっとラクになる
産後のダイエットで大切なのは、食べる量を極端に減らすことではなく、
「必要な栄養をとりながら、バランスを整えること」 です。
食事を我慢すると、イライラや疲れが増えて長続きしません。
一方で、食事管理を意識すると体も心も整い、自然と代謝が上がりやすくなります。
私が食事管理で意識していたのは、この4つです。
- 食べたいものは我慢しない
- 糖質制限はしない
- 間食や夜食は食べても大丈夫
- たんぱく質を意識する
さらに、冷凍・冷蔵のお惣菜や宅配サービスを取り入れると、
調理や買い出しのストレスを減らしながら、しっかり栄養をとることができます。
- つくりおき.jp
- シェフの無添つくりおき
- パルシステム
忙しい日があっても大丈夫。
完璧を目指さず、できる範囲で“整える”ことを続けていきましょう。












