「帝王切開後、抱っこ紐ってどう選べばいいんだろう?」
私が抱っこ紐を購入した一番の理由は、わが子がベビーカーに乗ると泣いてしまったからです。近所のスーパーや病院に行くときも、結局はずっと抱っこ。けれど、腰ベルト付きの抱っこ紐は帝王切開の傷に当たって痛く、抱っこ紐なしで長時間抱っこするのも体への負担が大きいものでした。
そんな状況で選んだのが ベビーキャリアファースト。
私の場合はお出かけ用がメインで、寝かしつけやあやすときにもサブ的に活用していました。
実際に使ってみると「傷に当たらない」「装着が簡単」と感じる一方で、「長時間はちょっとつらいかも」と思う場面も。
この記事では、帝王切開後のママ目線でのリアルなレビューをまとめます。
- ベビーキャリアファーストの特徴
- 実際に使って良かった点・後悔ポイント
- どんなママにおすすめできるか
を正直に書いているので、購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
ベビーキャリアファーストの特徴・評価
ベビーキャリアファーストの特徴と口コミ評価
ベビーキャリアファーストは、帝王切開後のママでも使いやすい設計が魅力の抱っこ紐です。
価格は 8,690円(税込・楽天市場)。
購入後にレビューを投稿するとよだれカバーがプレゼントされ、メーカー保証は最大3年。
さらに、楽天市場での評価は星4.59(2025年10月時点)と高評価を得ています。
主な特徴
- 新生児(0ヶ月)から12ヶ月まで長く使える
- 対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶの3通りに対応
- 腰ベルトなし設計で、帝王切開(縦切り・横切りどちらも)の傷に当たらない
- 前面バックル仕様で、抱っこ紐初心者でも装着が簡単
- オールメッシュ素材で通気性がよく、汗をかいても蒸れにくい
- 洗濯機で丸洗いOK&速乾性あり
実際の口コミ評価
- 腰ベルトがない割に安定感がある
- おんぶも簡単にできる
- 着脱が簡単で、赤ちゃんを入れるのも出して寝かせるのもやりやすい
- 長時間使用すると肩が凝る
- 赤ちゃんのこめかみ部分にヘッドサポートが当たって気になる

総合的に見ると、「着脱が簡単」「帝王切開後でも痛くない」という声が多く、「新生児期のメイン抱っこ紐」として選ばれています。
実際に使ったレビュー|良かった点と気になった点
実際に使ってよかった点【新生児期から安心して使える】
私は緊急帝王切開で縦切りだったのですが、「ベビーキャリアファースト」はお腹の傷に当たらず、痛みを感じずに使えました。
腰ベルトがない設計なので、帝王切開後でも安心して抱っこできるのが嬉しいポイントです。
最初は4か所のバックルがどこと連動しているのか少し迷いましたが、2〜3回使えばすぐに慣れるくらい簡単。
装着すると「ちょっと苦しいかな?」と思うほど密着しますが、そのぶん安定感があります。
我が子も嫌がることなく、むしろ心地よさそうに寝てくれていました。
さらに、だれでも簡単に使えるので夫婦で共有しやすいのも便利でした。
夫が装着しても迷うことなく使え、外出時に交代できるのはとても助かりました。
また、赤ちゃんの足がしっかり「M字」になり、助産師さんにも「姿勢がきれいでいい抱っこ紐だね」と褒めてもらえました。
密着感・姿勢・使いやすさのバランスがとれていて、新生児期から安心して使えたアイテムです。
実際に使って気になった点【肩への負担とサイズ感】
30分以上の使用で肩が痛くなることがありました。
我が子が生後2ヶ月(約6kg)の頃、ショッピングモールで30分ほど使っただけでも肩がしんどくなり、体が疲労すると帝王切開の傷もズキズキ…。
長時間の抱っこには少し不向きかなと感じました。
また、成長曲線が大きめの赤ちゃんだと装着がやや大変です。
うちの子は平均よりも体重があったため、生後3ヶ月頃からバックルを留める時に「苦しいんじゃないかな…」と感じることが増え、首が座ってからは別の抱っこ紐に切り替えました。
さらに細かい点では、以下の部分も気になりました。
こめかみにヘッドサポートが当たる
しっかり密着しているぶん、抱っこ紐のバックル(プラスチック部分)が顔に触れてしまう。
我が子は特に気にしていませんでしたが、私は「痛くないのかな…」と少し気になりました。


収納サイズが大きめ
折りたたんでもボリューム感があり、バッグに入れるとかなりかさばります。


ベビーキャリアファーストのメリット・デメリットまとめ
実際に使用して感じたメリット
- 帝王切開の傷に当たらない
腰ベルトがない設計なので、縦切りでも横切りでも傷に当たらず安心。 - 装着がシンプルで慣れやすい
最初は少し迷うものの、2〜3回でスムーズに使えるようになる。 - 安定感がある密着感
「ちょっと苦しい?」と思うほどの密着感が逆に安定感につながり、赤ちゃんも落ち着いて寝てくれる。 - 夫婦で共有しやすい
誰でも簡単に装着できるので、夫もすぐに使えて交代がラク。 - 赤ちゃんの姿勢がきれい
足がしっかりM字になり、助産師さんにも「いい抱っこ紐」と評価された。
実際に使用して感じたデメリット
- 肩への負担が大きい
生後2ヶ月(約6kg)の頃、30分ほどの使用でも肩がしんどくなり、体の疲労から帝王切開の傷も痛むことがあった。 - 大きめ赤ちゃんには不向きな場面も
平均より体重がある赤ちゃんだとバックルを留めづらく、生後3ヶ月頃から装着が大変に。 - こめかみにヘッドサポートが当たる
密着感が強いぶん、バックル(プラスチック部分)が赤ちゃんの顔に触れてしまう。 - 収納サイズが大きめ
折りたたんでもボリュームがあり、バッグに入れるとかさばる。
まとめ|ベビーキャリアファーストはどんな人におすすめ?
「ベビーキャリアファースト」は、帝王切開後でも安心して使える軽量タイプの抱っこ紐です。腰ベルトがないシンプル構造ながら、安定感や使いやすさがしっかり備わっていて、新生児期からの“最初の1本”にぴったり。
- 帝王切開後で腰ベルト付きの抱っこ紐がまだ痛い人
腰ベルトがない仕様なので、傷口に当たりにくく負担を感じにくい。 - 新生児期〜首すわり前までの“最初の1本”を探している人
前バックル式なので、抱っこ紐に慣れていなくても赤ちゃんを支えながら装着しやすい。「とりあえず1つ欲しい」ときにも安心。 - 寝かしつけをしながら家事をしたい人
着脱がしやすいので、寝たあとにそっとおろすのも簡単。さらにおんぶもスムーズにできるから、両手を空けて家事を進めたいときに活躍。 - 短時間の買い物や病院受診など、サッと装着して使いたい人
腰ベルトタイプのように装着に時間がかからず、必要なときにサッと使える。 - メッシュ素材で通気性のよい抱っこ紐を探している人
夏場や汗かきの赤ちゃんでも蒸れにくく、快適に過ごせる。 - 「夫や祖父母も使える、簡単に装着できるタイプ」がいい人
サイズ調整がシンプルなので、誰が抱っこしてもすぐフィットする。
私は帝王切開の傷に触れても痛くなくなるまで、この抱っこ紐を使っていましたが、初めての抱っこ紐にこれを選んで本当によかったと感じています。
とくに「傷に当たらないこと」と「装着が簡単なこと」、この2点があるだけでとても助かりました。
実際に楽天市場で探してみても、腰ベルトがないタイプの抱っこ紐は2〜3種類ほどしか見つからず、選択肢は多くありません。そんな中で、帝王切開を経験した私にとって「ベビーキャリアファースト」はありがたい存在でした。
帝王切開後の抱っこに悩んでいる方は、ぜひ一度活用してみてください。











