産後は授乳や夜泣きでまとまった睡眠がとれず、毎日ヘトヘト…。
「赤ちゃんが寝ている間に寝たいのに、細切れになって疲れが取れない」
「寝不足が続いて体も心も限界」
そんな悩みを抱えるママは少なくありません。
実は、睡眠不足を放っておくと体や心に悪影響を与え、育児や家事にも支障が出てしまいます。
とはいえ、産後はどうしても睡眠時間を十分に確保するのは難しいですよね。
そこで大切なのは “睡眠の量ではなく質を高めること”。
この記事では、産後の睡眠不足が続くとどうなるのかをまとめたうえで、
短時間でもぐっすり眠れるように私が実際に使ってよかった解消グッズや工夫をご紹介します。
産後の睡眠不足を続けるとどうなる?影響まとめ
体への影響(疲労・免疫低下・ホルモンバランス)
産後の睡眠不足は、単なる「疲れ」だけでなく、体の回復にも影響します。
免疫力が落ちやすく、風邪をひきやすくなったり、ホルモンバランスが乱れて関節や筋肉に痛みが出るケースもあります。
実際に私は睡眠不足を放置した結果、産後3か月ごろから急に夜中に目が覚めるたび、手の関節が激しく痛むようになりました。最初は「関節リウマチかも」と不安になり、整形外科でレントゲンを撮ってもらいましたが、特に異常はなし。
その後、積極的に睡眠不足を解消したところ、自然と関節の痛みもなくなりました。
この経験からも、睡眠不足は軽く見てはいけないと実感しました。
心への影響(イライラ・集中力低下・産後うつリスク)
眠れないことで心の余裕もなくなり、ちょっとしたことにイライラしてしまうことがあります。
また集中力が低下するため、家事や仕事の効率が落ちたり、思わぬミスにつながることも。
睡眠不足が長引くと、気分が落ち込みやすくなり、産後うつのリスクを高める原因にもなります。
育児への影響(抱っこや授乳がつらい・悪循環に)
体も心も疲れ切っていると、赤ちゃんの抱っこや授乳がますますしんどく感じられます。
「疲れているのに赤ちゃんが泣いて寝かしつけができない」→「さらに寝不足になる」という悪循環に陥りやすくなるのです。
ママが休めないと、育児そのものが苦痛に感じてしまうこともあります。

産後の睡眠不足は「なんとかなる」と我慢してしまいがちですが、体・心・育児すべてに影響するため、早めの対策がとても大切です。
産後の睡眠不足を解消するには「質を高めること」が大切
赤ちゃんのお世話が中心の生活では、まとまった睡眠時間を確保するのは現実的に難しいものです。夜中の授乳やおむつ替えで細切れの睡眠になり、トータルで見ても十分に眠れていないと感じるママは多いでしょう。
「もっと長く寝たい」と思っても、赤ちゃんのリズムに合わせるしかない時期は必ずあります。
わが子の場合も、夜にまとめて寝てくれるようになったのは卒乳をした生後11か月ごろ。ただし、それ以降も毎回ぐっすり眠ってくれるわけではなく、1歳半になった今でも夜中に1〜2回起きることがあります。産後の睡眠不足は、長期戦になるケースが多いです。
できるだけ深く眠る工夫が必要
だからこそ大切なのが「睡眠の質を高めること」です。短い時間でもぐっすり眠れれば、体と心の回復力はぐっと違ってきます。
寝室の環境を整えたり、授乳後にスムーズに再入眠できる工夫を取り入れることで、少しずつでも疲労感を軽減できます。
次の章では、実際に私が使って効果を感じた「産後の睡眠不足対策グッズ」を紹介していきます。
産後ママにおすすめの睡眠不足解消グッズ5選
「時間を増やす」のではなく「質を高める」ために役立ったグッズを紹介します。どれも私自身が実際に取り入れて効果を感じたものばかり。毎日のちょっとした工夫で、睡眠不足のつらさを和らげやすくなりますよ。
フォームローラー(体をほぐして熟睡しやすく)
- 寝つきの良さ:★★★★☆(体がほぐれてリラックスできる)
- 続けやすさ:★★☆☆☆(自分のやる気次第)
- 起きた時のすっきり感:★★★★☆(体が軽い感じがある)
- コスパ:★★★★☆(価格が安く、長く使える)
- 持ち運びやすさ:★★★★☆(コンパクト&軽い)
授乳や抱っこで固まった肩・背中・腰をほぐすのに最適です。毎回寝る前に10分ほどコロコロするだけで血流がよくなり、布団に入ったあと自然に体がリラックス。寝つきもよくなり、翌朝の体の軽さも実感できました。私はフォームローラーを使い始めてから、眠りにつくまでの時間がぐっと短くなりました。


私はこちらを使用しています
キューピーコーワヒーリング錠(睡眠時間が少なくても疲れにくい)
- 寝つきの良さ:★★☆☆☆(直接の入眠効果はないが、疲労を軽減してくれる)
- 続けやすさ:★★★★☆(毎日2粒で手軽に摂取可能)
- 起きた時のすっきり感:★★★★☆(細切れ睡眠でも疲労感が少ない)
- コスパ:★★☆☆☆(60日分で約2,000円)
- 持ち運びやすさ:★★★★☆(手のひらサイズでカバンに入れやすい)
「睡眠時間がとれない」という産後ママの強い味方です。授乳中でも服用できる成分で作られているため、赤ちゃんへの影響を気にせず使えます。また、ノンカフェインなので寝る前に飲んでも安心です。
私の場合、夜中の授乳で何度も起きても、服用している日は翌日のだるさや疲労感が軽減され、家事や育児の動きもスムーズに。短時間睡眠でも体が比較的楽に回復するのを実感しました。
さらに、午後になっても疲れが重くならず、家事や育児をこなす余力が少し増えたように感じます。
毎日続けることで、睡眠不足による体のダルさを最小限に抑えつつ、無理なく育児に集中できるのが嬉しいポイントです。
眠りが浅い・疲れが残るときにおすすめ
ノイズキャンセリングイヤホン(細切れ睡眠でも深く眠れる工夫)
- 寝つきの良さ:★★★★☆(音に集中することで入眠しやすい)
- 続けやすさ:★★★☆☆(イヤホンの装着やこまめ充電が必要)
- 起きた時のすっきり感:★★★★☆(短時間でも質の良い睡眠が得やすい)
- コスパ:★★☆☆☆(高額なものはノイズキャンセル機能が高い)
- 持ち運びやすさ:★★★★★(コンパクトで軽い)
赤ちゃんの寝返りや寝言で何度も目が覚めてしまうママにおすすめのアイテムです。
完全に音を遮断するのではなく、不要な雑音だけをカットしてくれるので安心。赤ちゃんの泣き声や必要な音はしっかり聞こえるため、急に泣き出してもびっくりして飛び起きることがありません。
私は入眠時に「川のせせらぎ」や「自然音」をイヤホンで聴きながら眠るようにしています。数分で眠りにつけることも多く、短い睡眠でも質のいい眠りを得やすくなりました。細切れ睡眠が続く産後でも、少しでも深く眠りたいときに役立つアイテムです。
私がおすすめのノイズキャンセリングイヤホンはこちら
ホットアイマスク(寝る前のリラックス習慣)
- 寝つきの良さ:★★★★☆(目元の温めで入眠しやすくなる)
- 続けやすさ:★★★☆☆(スイッチを押すだけで簡単だが毎回の時間確保が必要)
- 起きた時のすっきり感:★★★★☆(目の疲れが取れ、朝の重さが減る)
- コスパ:★★★☆☆(繰り返し使えて、使い捨てタイプよりもお得)
- 持ち運びやすさ:★★★☆☆(折りたためるので場所を取らない)
目元をじんわり温めることで副交感神経が優位になり、自然とリラックスできるため寝つきがよくなります。首や肩の緊張もほぐれるので、寝入りが早くなり睡眠の質も上がりやすいです。
特に授乳が終わって「これから少しでも寝たい」と思ったときに、寝る前に15分ほど使うのがおすすめ。目の疲労を感じるときやスマホを見すぎて頭が冴えてしまったときに使うと効果的です。
私が使用している商品は15分で自動オフになるので、そのまま寝落ちしても安心。翌朝は目の重さや疲れが軽くなり、寝起きの快適さも実感しました。
私がおすすめのホットアイマスクはこちら
首と肩がホっとする枕PLUS(血流改善で質の高い睡眠へ)
- 寝つきの良さ:★★★★★(温め+首もみで深い眠りに入りやすい)
- 続けやすさ:★★★★★(タイマー機能で寝落ちしても安心)
- 起きた時のすっきり感:★★★★★(首肩のこりが軽減されて目覚めが快適)
- コスパ:★★★★☆(高めだが多機能+返品保証つきで安心)
- 持ち運びやすさ:★★☆☆☆(自宅専用、外出には不向き)
産後は抱っこや授乳で首や肩に負担がかかり、こりや疲れが抜けにくくなりがちです。そんなときにおすすめなのが「首と肩がホっとする枕PLUS」。首と肩を40℃前後で温めてほぐし、リラックスした状態で眠りにつけます(温度は35~50℃で調整可能)。首もみ機能やタイマー設定もあり、寝るときにセットするだけでOK。高さ調整もできるので、自分に合った姿勢で快適に使えます。
私も使い始めてから、首や肩の張りが軽くなり、朝起きた時の頭痛も減少。寝つきが良くなり、翌朝の目覚めもすっきりしました。冷え性対策にも役立つので、寒い冬はもちろん、エアコンで体が冷えやすい季節にも重宝します。
まとめ|産後の睡眠不足は「量より質」で乗り切ろう
産後の睡眠不足が続くと、体・心・育児のすべてに影響します。
疲労の蓄積や免疫力の低下、ホルモンバランスの乱れだけでなく、イライラや集中力の低下、さらには産後うつのリスクにもつながりかねません。抱っこや授乳がさらにしんどくなり、悪循環に陥ってしまうこともあります。
とはいえ、赤ちゃん中心の生活では「まとめて長く眠る」のは現実的に難しいですよね。だからこそ、今できるのは 睡眠の“量”ではなく“質”を高める工夫 です。
今回ご紹介したアイテムは、どれも私自身が「これは助かった!」と感じたものばかり。
- フォームローラー(体をほぐして熟睡しやすく)
- キューピーコーワヒーリング錠(短い睡眠でも疲れを翌日に残さない)
- ノイズキャンセリングイヤホン(細切れ睡眠でも深く休める)
- ホットアイマスク(寝る前のリラックス習慣に)
- 首と肩がホっとする枕PLUS(血流改善で心地よい眠りへ)
どれかひとつでも取り入れることで、寝不足のしんどさを少し和らげられるかもしれません。完璧な睡眠を目指すより、「今の自分に合う工夫をひとつ取り入れてみる」ことから始めてみてくださいね。











