赤ちゃんの歯が生え始めると、毎日の習慣として欠かせないのが「歯磨き」。でも0歳〜1歳ごろになると、多くのママパパが直面するのが “歯磨きイヤイヤ期” です。
「口を開けてくれない」「暴れて仕上げ磨きができない」「毎回泣いてしまってストレス…」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、歯磨きイヤイヤ期はほとんどの子に訪れる“通過点”。完璧に磨けなくても大丈夫ですが、虫歯予防のためにも イヤイヤを和らげる工夫やグッズ を取り入れることが大切です。
そこでこの記事では、私自身が使って「効果があった!」と感じた
- アンパンマンの歯磨きミラー
- ピジョンの仕上げ専用電動歯ブラシ
- チェックアップ(子ども用フッ素ジェル)
の3つを中心に、歯磨きイヤイヤ期を少しでもラクに乗り越える方法を紹介します。
歯磨きイヤイヤ期のよくある原因
歯磨きイヤイヤ期は、0歳〜1歳の赤ちゃんにとって自然な反応です。ママやパパが「嫌がるから大変…」と感じるのも当然のこと。私自身も毎日押さえて仕上げ磨きをしていた時期があり、「これでいいのかな?」と悩んだ経験があります。
でも実は、歯磨きを嫌がるのにはちゃんと理由があるんです。
- 口の中を触られるのが不快
赤ちゃんは口の中の感覚がとても敏感。歯ブラシを入れると「なんだろう?」と違和感を覚えて泣いてしまうことがあります。 - 長時間じっとするのが苦手
同じ体勢でじっとするのがまだ難しい時期。歯磨きが長引くと「もうやめて!」と抵抗することもよくあります。 - 「歯磨き=イヤなこと」というイメージがついてしまう
泣いているときに仕上げ磨きを続けると「歯磨きはつらいこと」と覚えてしまうことも。ただ、仕上げ磨き自体は虫歯予防に欠かせない大切な習慣なので、ここを少しでも楽にする工夫やグッズが役立ちます。
歯磨きイヤイヤ期を乗り越えるおすすめグッズ3選
① アンパンマンの歯磨きミラー

特徴まとめ
- 自分の姿を見ながら楽しく歯磨きできる
- アンパンマンの音楽&応援ボイス付き
- 小さな手でも持ちやすい持ち手
- 約60秒の音楽で区切りがつけやすい
- 鏡自体が小さめで奥歯まではしっかり見えにくい
使ってみた感想
歯磨きを嫌がる時期にとても助かったのが アンパンマンの歯磨きミラー。
赤ちゃんは自分の姿を見るのが好きなので、鏡をのぞき込みながらだと自然と歯磨きに興味を持ってくれます。さらに音楽やキャラクターの応援ボイスが流れるので「ただの歯磨き」から「楽しい遊び」に変わるのがポイントです。
持ち手がしっかりしていて小さな手でも安定して持てるため、自分で歯ブラシを持ちたがる子にもピッタリ。歌が約60秒流れるので「この音楽が終わったらおしまい」と区切りがつけやすく、イヤイヤが始まる前に終えられるのも便利でした。
ただし、鏡自体は少し小さめ。口の奥までしっかり見えるかというとやや物足りなさもありますが、「楽しみながら歯磨き習慣をつける」目的としては十分に役立つアイテムです。
② ピジョン 仕上げ専用電動歯ブラシ

特徴まとめ
- LEDライト付きで口の中が見やすい
- ブラシに角度がついていて磨きやすい
- 電動のやさしい振動で、意外とおとなしく仕上げ磨きさせてくれる
- 子どもが歯ブラシを噛まなくなる(振動のおかげ?)
- 先端部分の交換と単四電池を使うためランニングコストがかかる
使ってみた感想
歯磨きイヤイヤ期に「どうにか仕上げ磨きをスムーズにしたい」と思って買ったアイテム。ライト付きなので奥までしっかり見えるのがとても便利で、磨き残しが減った実感があります。
ブラシの角度も絶妙で、赤ちゃんの小さな口でも当てやすいのが助かりました。なぜかこの電動歯ブラシだとおとなしくしてくれて、仕上げ磨きの時間がぐっとラクに。しかも不思議と噛まなくなるので、仕上げ磨きがスムーズに進みました。
注意点は、先端部分を1〜2ヶ月ごとに交換する必要があることと、単四電池を使うためランニングコストがかかること。とはいえ、それ以上に「短時間でしっかり磨ける安心感」が大きいので、我が家では手放せないアイテムです。
③ チェックアップジェル(フッ素ジェル)

特徴まとめ
- 泡立たない&すすぎ不要で0歳から使える
- フッ素配合で虫歯予防に効果的
- バナナ味で子どもが喜んで口を開けやすい
- 歯科医院でもおすすめされる信頼度の高いジェル
使ってみた感想
仕上げ磨きのイヤイヤが強いときに導入してみたのが チェックアップジェル。泡立たないので赤ちゃんでも違和感が少なく、すすぎ不要だからゴクっと飲み込んでしまっても安心。乳幼児の仕上げ磨きから使えるのが嬉しいポイントです。
フッ素がしっかり配合されていて、歯医者さんでもおすすめされるくらい信頼できる商品なので「これでちゃんと予防できてる」という安心感も大きいです。
我が家ではバナナ味を使っていますが、味が気に入ったようで「歯磨き=イヤな時間」から「ちょっと楽しみな時間」に変化しました。口を開けやすくなったのは本当に助かっています。
まとめ:歯磨きイヤイヤ期はグッズに頼ってOK!
歯磨きイヤイヤ期は、どの赤ちゃんにも訪れる“通過点”。毎回泣かれると大変ですが、「虫歯にしたくない」という思いから頑張りすぎてしまうと、ママやパパも疲れてしまいます。
そんなときこそ、
- アンパンマンの歯磨きミラーで“楽しい時間”に変える
- ピジョンの仕上げ専用電動歯ブラシで“短時間&しっかりケア”
- チェックアップジェルで“虫歯予防とご褒美感”
といったグッズを取り入れることで、親子のストレスがぐっと減ります。
完璧に磨けなくても大丈夫。少しずつ「歯磨きは楽しいもの」と感じられるように工夫していけばOKです。無理をせず、グッズに頼りながらイヤイヤ期を一緒に乗り越えていきましょう。