出産、本当にお疲れさまでした。
嬉しさもある中で、体も心も一気に違う世界に放り込まれるような感覚…戸惑うことも多いですよね。
産後は、体も心も急激な変化にさらされます。
「頭痛が続く」「肩や腰が痛い」「抜け毛や肌の不調」「寝不足で疲れが取れない」…と、悩みは尽きませんよね。
私は出産後、頭痛・肩こり・抜け毛・便秘・むくみ・眠れない…と本当に不調だらけでした。
毎週マッサージに行く時間もないし、子どもは待ってくれない。情報も多すぎて何から試せばいいか分からない…。
この記事では、私が実際に試して変化を感じた方法やアイテムを症状別にまとめました。
「まずは何から手を付ければいいか」を知る入口として活用してください。
産後の不調まとめ|まず知っておきたいこと
出産は、想像以上に体力を奪います。
ホルモン変化、筋力低下、睡眠不足、慣れない育児…
一気に体と心に負荷がかかる“人生で最も回復が必要な時期”です。
それなのに、
- 寝る時間がない
- 痛い・つらいを放置しがち
- 「頑張らなきゃ」と無理しやすい
という状況が重なり、気づかないうちに蓄積するんですよね。

だから私は、産後は「根性で乗り切る時期」ではなく、
役立つアイテムをフル活用して体を守る時期だと考えるようになりました。
具体的には、
- 自分の体をケアするアイテム
- 不調を防ぐためのアイテム
- 育児の負担を減らすアイテム
にどんどん頼って、積極的に回復する意識が大切でした。
- 頭痛の頻度がぐっと減った
- 肩こりで眠れない日がなくなった
- 抜け毛が落ち着いた
- 足の重だるさが和らいだ
- 心に余白ができた
ここから、私が効果を感じた方法とアイテムを、症状ごとに紹介しますね。
体のコリ・痛みのケア
産後は、抱っこや授乳、前かがみ姿勢、寝不足が続きやすく
首〜肩〜背中〜腰の筋肉に負担がかかります。
さらにホルモン変化や自律神経の乱れが重なり、
頭痛・肩こり・首こり・腰のハリなどが出やすい時期でした。
私自身、朝起きた瞬間から肩が重かったり、
1週間以上、ズーンとした頭の痛みが続いた時期があります。
そこで役に立ったのは3つのアイテム
- 負担がかかった部分を温めたり、ほぐせるアイテム
- 授乳や抱っこの姿勢を支えてくれるアイテム
- 毎日続けやすく、慢性化を防ぐケアアイテム
美容・髪・肌のケア
産後はホルモン変化で抜け毛や肌トラブル・シミが出やすい時期。
抜け毛は急に増えて一時的に前髪がスカスカになったり、新しい毛が生え始めるとアホ毛が目立ったりします。
シミはホルモン変化に加え、睡眠不足や紫外線で濃くなることがあります。
私も産後3か月ごろから抜け毛が一気に増えて、
お風呂の排水口にたまった髪を見てショックを受けました。
その後は新しく生えた短い毛がピンピン立って、
前髪が二層みたいになる時期も。
さらに、妊娠中〜産後にかけては
シミやシミ予備軍が一気に目立つようになり、鏡を見るたび気になる時期もありました。
そこで役に立ったのは4つのアイテム
- これ以上髪や肌に負担をかけないケアアイテム
- 生えてくる髪をサポートするアイテム
- 肌のターンオーバーを整えるアイテム
- シミは、タイミングが来たらレーザーという選択肢も視野に
睡眠・目のケア
産後は、夜間授乳やおむつ替えで夜中に何度も起きる時期。
まとまった睡眠がとれず、「寝ないまま朝を迎える日」が続き、気づかないうちに体だけでなく心のエネルギーも削られていきます。
その積み重ねが、関節の痛みや体調の変化、気持ちの揺れにつながることもあります。
さらに、赤ちゃんが寝たあとについスマホを見続けてしまったり、
授乳中に動画を流して目を酷使してしまったりする場面もありますよね。
ただ、産後は目の負担が老化を早め、視力の低下や乱視、飛蚊症につながりやすい時期。
知らないうちに目の疲れが蓄積しやすいので、意識して労わることが大切です。
私も産後3か月頃までは夜間対応でほとんど連続睡眠がとれず、
朝になると手の関節が痛くて「これって病気…?」と心配して病院へ。
結果、レントゲンは異常なしで「睡眠不足とストレスによるもの」と言われました。
また同時期に飛蚊症(目に蚊のような小さな黒い点が見える症状)が出てしまい、検査を受けたところ
“目の酷使による老化”と言われてガツンと反省…。
そこで役に立ったのは4つのアイテム
- 短時間でも質の高い睡眠をサポートするアイテム
- 眠れないときにすぐ休めるよう助けてくれるアイテム
- 目の負担を軽減し、将来の視力を守るセルフケアアイテム
体の巡り・消化
産後は、ホルモン変化や体型の変化、授乳による水分不足などが重なり、便秘や足のむくみを感じやすい時期です。
特に、筋力低下や自律神経の乱れ、産後の骨盤まわりの変化も影響すると言われています。
私自身、妊娠中から便秘になりやすく、産後もしばらくお通じのトラブルが続きました。
さらに帝王切開だったことに加えて、もともと血栓ができやすくむくみ体質でもあるため、産後は特に「巡りを整えるケア」を意識して取り入れていました。
そこで役に立ったのは2つのアイテム
- お通じのストレスを減らすアイテム
- むくみを和らげ、巡りを整えるアイテム
ホルモン・産後の生理ケア
産後はホルモンバランスが大きく揺らぐ時期。
気分の浮き沈みが出やすく、涙もろくなったり不安感が強くなったりすることもあります。
さらに、生理が再開すると
・量が増えたり減ったりする
・サイクルが不安定
・PMSや生理痛が重くなる
・経血が漏れやすい
など、妊娠前とは違う変化を感じることも少なくありません。
(ホルモン調整機能が再び働き始める過程で自律神経も揺らぎやすく、心と体の両面に影響が出やすい時期と言われています。)
私自身は産後2ヶ月で生理が再開しました。
半年ほどは周期も出血量も安定せず、漏れることも多かったです。
また、排卵日付近や生理前は特に頭痛や気分の揺れが強くなり、
月の半分は調子が悪い時期がありました。
そこで役に立ったのは2つのアイテム
- 心をふっとゆるめるリラックスアイテム
- 生理トラブルに備えられるアイテム(吸水ショーツなど)
まとめ|産後だからこそ自分の体調を第一に
産後の不調は多岐にわたり、どれも「そのままにするとつらさが積み重なる」ものばかり。
ただ、全部を一気に解決しようとする必要はありません。
まずは、自分が気になっているところからで十分。
少しずつアイテムや習慣を取り入れていくことで、体も気持ちも整いやすくなります。
私自身、日々の小さなケアを続けることで、
「また今日も頑張れる」
そう思える日が増えていきました。
あなたの体は、毎日がんばっています。
頑張り屋の自分をいたわりながら、できるところから前に進んでいきましょう。
気になる悩みがあれば、紹介したリンクから詳しくチェックしてみてくださいね。




















