「産後は母乳をあげていたら自然と痩せるよ」とよく聞いていたので、私はあまり深く考えずに過ごしていました。
授乳でカロリーを消費しているし、特に意識しなくても体重は減っていくものだと思っていたんです。
でも実際には、痩せやすい“ゴールデンタイム”を活かせず、気づけば6か月を過ぎても体重はほとんど変わらず…。そこから1年かけてダイエットをしましたが、正直かなり大変でした。
- 産後は痩せやすいといわれる理由
- 「産後1か月ごろからやっておけばよかった」と後悔したこと
- 失敗談から学んだ「産後の痩せやすい時期をどう活かせばいいか」
これから産後ダイエットを始める方に、私と同じ失敗をしてほしくない気持ちで書きました。
少しでも参考になればうれしいです。
私が産後6か月から、1年で10kg落としたダイエット法は、こちらの記事で詳しくまとめています。

産後は痩せやすいって本当?実際に体験して感じたこと
「産後は痩せやすいゴールデンタイムがある」とよく聞きますよね。
実際に、産後は 授乳によるカロリー消費が増える ことや、妊娠中に増えた水分や血液量が自然に減っていく ことで、体重が落ちやすい時期なんです。
さらに、ホルモンの影響で体が「妊娠前の状態に戻ろう」と働いている(基礎代謝が高くなる)ことも、痩せやすさにつながります。
つまり「産後すぐ〜6か月頃までは、自然と体重が落ちやすいゴールデンタイム」なんですね。

ただ、私はそのチャンスをうまく活かせませんでした。
気づけば産後6か月を過ぎ、体重は妊娠前+10kgのまま。
「授乳してれば自然に痩せるでしょ」と思っていたのが大きな間違いでした。
結局、痩せやすい時期を逃してしまい、その後のダイエットは正直かなり大変に…。
ここからは、私がどんな失敗をしたのか、そして後から気づいたことをまとめます。
痩せやすい時期にやらなかった失敗談
食事管理をしなかった
「授乳していれば自然と痩せるだろう」と安心してしまい、食べたものを意識することがありませんでした。ついお菓子やパンに手が伸びたり、喉が渇くとジュースやカフェオレをゴクゴク飲んでしまったり…。
当時は「これくらいなら大丈夫」と思っていたけど、後から記録してみると毎日摂取カロリーが2,000kcalを超えている日々。結果、“授乳で消費するカロリー < 間食や甘い飲み物でとったカロリー” になっていて、痩せやすい時期を全然活かせていなかったんです。
運動を先延ばしにした
帝王切開後だったので「運動したら傷が開くのでは」と怖くて、何もせずに過ごしていました。結果、体力が落ちてしまい、少し歩くだけでも疲れるように。
産後痛みが落ち着いたら、散歩や自宅でできる運動を始めておけば良かったと後悔しました。体力を落としてしまうと、あとから運動を始めるのが本当にしんどかったです。
睡眠を軽視して夜更かし
「子どもが寝ている間は自分の時間!」とついスマホをいじって夜更かし。翌日は睡眠不足でイライラ、つい甘いものに手が伸びてしまう悪循環…。
今思えば、睡眠不足が一番代謝を下げ、食欲をコントロールできなくなる原因でした。短くてもいいから、まず寝ることを優先すればよかったです。
失敗談から学んだ!産後1~2か月後からやっておけばよかったこと
産後の「痩せやすい時期」を活かすには、完璧を目指す必要はありません。
私自身の失敗をふまえて、「これだけはやっておけばよかった」と感じたことをまとめました。
1. 食事量を把握するために、まずは記録から
「授乳してるから大丈夫」と思って食べすぎてしまうのが一番の落とし穴。
はじめから厳しいカロリー制限は必要ありません。
まずはアプリで食事を記録し、自分がどのくらい食べているのかを“見える化”することから始めると、「ちょっと食べ過ぎてるな」と気づくことができます。
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2. 糖質とたんぱく質をしっかりとる
「痩せたいから糖質は控えよう」と思うかもしれませんが、産後ダイエットでは逆効果。
糖質をしっかりとることで、体重が減っても代謝が落ちにくくなります。
- 主食(ごはん)は1食あたり130g~140gを目安に1日3回
- 間食にはおにぎり・バナナ・干し芋など糖質が多いものを選ぶ
また、筋肉量をキープするためにはたんぱく質も必須。
毎日の食事で必要量を補うのは難しいので、プロテインを常備しておくと安心です。


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3. 飲み物はできるだけ水やお茶に
ジュースやカフェオレは意外に高カロリー。
「飲み物なら大丈夫」と思っていると、簡単に数百kcalをオーバーしてしまいます。
基本は水やお茶を選び、甘い飲み物は“たまのご褒美”程度に。
4. 無理のない範囲で運動を習慣に
産後すぐは体に負担がかかるため、いきなりハードな運動はNG。
まずは ベビーカーで散歩 したり、外出が難しいときは 自宅でステッパー を踏むことから始めましょう。
慣れてきたら、全身を動かす フィットボクシング や軽い筋トレを追加。
「毎日少しずつ」運動することが、後から大きな差につながります。


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5. 睡眠の“質”を高める工夫を
産後はこどもがまとまって寝てくれるわけではないので、細切れ睡眠が当たり前。
「寝たいのに寝られない」ということも多く、睡眠不足が続くとストレスも増え、食欲も乱れやすくなります。
そこで大切なのは、睡眠の量よりも質を高める工夫。
- 寝る前にフォームローラーで体をほぐしてリラックスする
- ノイズキャンセリングイヤホンで、赤ちゃんの小さな寝言で無駄に起きないようにする(泣き声は聞こえるので安心)
- 授乳中でも飲める キューピーコーワヒーリング錠(ノンカフェイン) を取り入れて、浅い眠りや疲れが残る感覚を予防
私自身、夜中の授乳で何度も起きる生活のなかでも、この工夫をしてからは「短時間でもしっかり休めた」と感じられるようになりました。
結果的に、日中のストレスや食欲のコントロールにもつながったと思います。




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まとめ|産後の痩せやすい時期を逃さないために
私は「授乳していれば自然に痩せるだろう」と思い込んでいたせいで、気づけばゴールデンタイムを逃してしまいました。
- 食事管理をしなかった
- 授乳に甘えて間食・ジュースが増えた
- 運動を先延ばしにした
- 睡眠を軽視して夜更かし
こうした小さな積み重ねが、あとから大きなハードルになったと感じています。
でも、失敗から学んだこともたくさんあります。
本当に大切だったのは、「完璧なダイエット」ではなく「無理なく続けられる習慣を作ること」でした。
たとえば…
- 食事量を把握するために、まずは記録から
- 糖質とたんぱく質をしっかりとる
- 飲み物はできるだけ水やお茶に
- 無理のない範囲で運動を習慣に
- 睡眠の“質”を高める工夫を
私は痩せやすい時期を逃してしまい、結果的に1年かけて10kg落とすことになりました。
成功はしたけれど、「ゴールデンタイムにやっておけば、もっとラクに痩せられたのに」と強く感じています。
これから産後ダイエットを始める方には、私と同じ遠回りをしてほしくありません。
ぜひ「痩せやすい時期」を意識して、できることから一歩ずつ始めてみてくださいね。












