「育児用品って、いつから揃え始めればいいの？」
「出産前に全部そろえたほうがいいのかな…」
妊娠中の準備ってワクワクする反面、何をどこまで準備すればいいのか悩みますよね。
私も妊娠後期に入ってから「そろそろ赤ちゃんのもの買わなきゃ！」と焦りつつ、最低限必要なものから少しずつ準備を進めました。
実際に赤ちゃんが生まれてみて、「これは出産前にあってよかった」と思うアイテムと、「これは産後に買い足しても間に合ったな」と感じたものがありました。
この記事では、出産前にそろえておくと安心な最低限の育児グッズを、私の実体験をもとにご紹介します。
これから出産準備を始める方の参考になればうれしいです。
1｜育児用品はいつから準備する？
育児用品の準備は、妊娠8ヶ月頃（28〜31週）を目安に少しずつ始めるのが一般的です。
この時期は体調も落ち着きやすく、動けるうちに準備しておくと安心だと言われています。
でも、私は臨月まで何も準備していませんでした。
もしものことを考えると、育児グッズを目にするだけで不安になってしまって…。
「万が一悲しいことがあったら、この育児用品を見るのがつらくなるかもしれない」
そんな気持ちから、なかなか手がつけられずにいました。
実際、赤ちゃんが生まれてからでも、正直ほとんどのものは間に合います。
ネット通販や店舗受け取りサービスもあるので、必要になったらその都度そろえていく形でも大丈夫です。
だから、「早めに準備しなきゃ」と焦る必要はありません。
気持ちと体が整ったタイミングで、最低限のものから少しずつ。
自分のペースで進めていけば、それで十分だと思います。
2｜必要最低限でOK！出産前に準備しておきたい育児グッズ
「全部そろえなきゃ」と思うと大変ですが、実は出産前に準備しておくべき育児グッズはそこまで多くありません。
ここでは、実際に私が「これは準備しておいてよかった」と感じた、最低限のアイテムをまとめました。
2-1｜ベビー服・布類
ベビー肌着（新生児サイズ）…約10枚
うんち漏れやおしっこ漏れ、ミルクの吐き戻しで1日に何度も着替えることも。多めにあると安心です。
ロンパース（60サイズ）…5〜6枚
肌着の上に着せる洋服である60サイズのロンパースは、成長が早くすぐサイズアウトしてしまうため、多くの枚数は必要ありません。ただ、うんち漏れやおしっこ漏れで何度か着替えることがあるので、5〜6枚ほど揃えておくと安心です。
ガーゼ…10〜20枚
ミルクの吐き戻しを拭いたり、沐浴の際に体をやさしく洗ったり、さらにはお口や顔まわりを拭くのにも使います。使う場面がとても多いため、何枚あっても困りません。こまめに洗い替えをしながら清潔に使うことを考えると、10枚から20枚ほど用意しておくと安心です。
おくるみ・スワドル
おくるみやスワドルは赤ちゃんをやさしく包み、安心感を与える布です。夏は通気性の良いガーゼ素材、冬は保温性の高いフリースやコットン素材がおすすめ。布団代わりにもなり、新生児期の窒息リスクを減らせるのでとても便利です。
2-2｜オムツまわり
オムツ（新生児サイズ）…1袋
オムツ（新生児サイズ）はすぐにサイズアウトすることが多いため、まとめ買いは控え、まずは1袋だけ用意しましょう。必要に応じて産後に買い足しても十分間に合います。
おしりふき
おしりふきは毎日何度も使うため、十分なストックを用意しておくと安心です。
新生児期は1日に6回ほどウンチをすることもあり、お尻が荒れやすいため、やさしく拭けるアイテム選びが大切です。特にパンパースのおしりふき『肌へのいちばん』はシートに凹凸があり、一拭きでしっかり汚れを落とせるので、摩擦を減らしてお尻への負担を和らげてくれます。
＼このおしりふきがおすすめ／
オムツ用ゴミ箱（例：オムニウッティなど）
オムツのにおい対策には、密閉性が高くゴミがさっとまとめられる形のゴミ箱がおすすめです。
私は新生児期から生後10か月ごろまで（夜中の授乳が1回程度になるまで）、リビングと寝室にそれぞれ1台ずつ置いていました。特に夜間は何度も起きるため、近くにゴミ箱があることでゴミ捨てのストレスが大幅に軽減できます。
＼私はこちらを使ってます／
2-3｜沐浴・衛生用品
沐浴用ベビーバス
沐浴は生後1ヶ月頃までが基本ですが、私の場合は首が据わる3ヶ月頃まではずっと沐浴スタイルでした。
特におすすめしたいのが、リッチェルの「ふかふかベビーバス」です。空気を入れて膨らませるタイプで、使わなくなってもコンパクトに収納できるので場所を取りません。
引っ掛けフック付きでしっかり乾かせるので清潔に保てるのも嬉しいポイント。
そして何より、赤ちゃんをしっかり支えるストッパーが付いているため、初めての沐浴でも安心して使える優秀アイテムです。
＼私はこちらを使ってます／
全身シャンプー
全身シャンプーは、赤ちゃんの体や頭をやさしく洗えるアイテムです。
沐浴では片手で赤ちゃんを支えながら洗うため、泡で出るタイプが断然使いやすくて便利。
我が家では『アトピタ』を使っていましたが、肌に合う・合わないは個人差があるので、まずは大容量ではなく通常サイズから試すのがおすすめです。試供品があれば、そちらで試してみるのも◎。
＼私はこちらを使ってます／
爪切りハサミ（新生児用）
赤ちゃんの爪は薄くてやわらかいため、専用の爪切りハサミを使えば簡単に切ることができます。
新生児でも数日おきに伸びてくるので、こまめなお手入れが必要です。放っておくと顔をひっかいてしまうこともあるため、早めに慣れておきたいケアのひとつ。
最初は動かない寝ている間に切るのがおすすめで、ハサミタイプなら初心者でも扱いやすく安心です。
＼私はこちらを使ってます／
体温計（短時間で測れるもの）
体温計は、できるだけ短時間で測れるものを選ぶのがポイントです。
新生児期はもちろん、成長するにつれてますますじっとしてくれなくなるため、測定に時間がかかるとお互いにストレスになります。
実際、我が家では15秒タイプを使っていましたが、それでも「早くして～！」と感じることが多々ありました。数秒で測れるタイプなら、体調チェックがもっとスムーズになるので、最初から用意しておくと安心です。
＼この体温計がおすすめ／
ベビー綿棒
ベビー綿棒（細軸タイプ）は、新生児の耳・鼻・おへそなど細かい部分のケアに欠かせないアイテムです。
特に新生児期はお風呂上がりに毎日使うことが多く、私も産院から「毎回しっかりケアしてね」と言われて頑張って続けていました。
大人用よりも細くてやわらかく作られているため、赤ちゃんの繊細な肌にも安心して使えます。
2-4｜授乳・ミルク関連
授乳クッション
授乳クッションは、母乳でもミルクでも赤ちゃんを安定させて支えられる便利なアイテムです。
腕の負担を軽減できるため、授乳がぐっと楽になります。産院に持ち込める場合は、使い慣れておくとより安心です。
私は抱き枕と兼用できるタイプを使用していて、臨月には横向きで寝るときにも重宝しました。
また、お腹に巻き付けてボタンで固定できるので、授乳にまだ慣れていない時期もクッションがずれにくく、とても助かりました。
＼私はこちらを使ってました／
哺乳瓶（1本）
哺乳瓶は、たとえ母乳育児がメインでも念のため1本は用意しておくと安心です。
産院でもらえる場合もありますし、出産後に必要になってから買い足しても十分間に合います。
私は3COINSの哺乳瓶に「母乳実感」の乳首をセットして使っていましたが、問題なく使用できました。
西松屋の哺乳瓶も母乳実感の乳首に対応しており、ピジョンよりもお手頃価格。コスパ重視の方にもおすすめです。
2-5｜移動・寝具まわり
チャイルドシート
チャイルドシートは、車で退院する場合には必須のアイテムです。
タクシーを利用する場合は不要なこともありますが、車を所有している家庭ではいずれにしても必要になるので、出産前に準備しておいて問題ありません。
赤ちゃんの乗せやすさやベルトの調整方法など、実際に店舗で試してから選ぶと安心です。
＼私はこちらを使ってます／
ベビーベッド or ベビー敷き布団
赤ちゃんの寝かせる場所は、出産前にあらかじめ確保しておくと安心です。
親がベッドで寝ている場合は、高さのあるベビーベッドが便利ですが、スペースや使用期間を考えると悩む方も多いかもしれません。
私の場合はベビーサークルと敷き布団を組み合わせて、簡易的なベビーベッドを用意しました（下にベビー敷き布団サイズのすのこを敷いて使用）。
生後10か月ごろからは、マットレスはシングルサイズに、ベビーサークルはテレビ前の侵入防止用として活用しています。
＼私はこちらを使ってます／
2-6｜あると嬉しいアイテム
空気清浄機
空気清浄機は、赤ちゃんのいる空間を清潔に保つためにあると嬉しいアイテムです。
においやハウスダスト、PM2.5、花粉などの対策ができ、特に新生児期は病気にかかると重症化しやすいため、環境を整えておくと安心です。
我が家ではオムツ用ゴミ箱の近くに設置し、臭い対策も兼ねて活用しています。
＼私はリビングにこちらを使ってます／
＼私は寝室にこちらを使ってます／
ベビーセンサー
乳児突然死症候群（SIDS）が心配で、自分で寝返りを戻せるようになる生後10か月ごろまでは毎日使用していました。
赤ちゃんの命を守るという意味でも大切ですが、なにより「ちゃんと呼吸してるかな…」という不安で眠れないお母さん自身の安心にもつながります。
約10か月使用して誤作動は一度もなく、安心して使えました。
＼私はこちらを使ってました／
ベビーカメラ
ベビーカメラがあると、赤ちゃんがお昼寝中や夜寝たあとでも、様子を確認しながら安心して家事や自分の時間を過ごせます。
私は生後10か月ごろまでベビーセンサーと併用して使い、万が一のときにもすぐ対応できるようにしていました。
一人の時間は育児を続ける上でとても大切なので、心のゆとりを持つためにもおすすめです。
私が使っていたのは約3,000円のWi-Fi対応タイプ。カメラ映像も音声も問題なく、特に不満なく使用できました。
＼私はこちらを使ってます／
3｜まとめ：焦らなくて大丈夫。必要なものだけでOK！
育児用品はたくさんあって、何をいつ揃えたらいいのか迷ってしまいますが、出産前にすべて完璧に揃える必要はありません。
まずは最低限のものからで十分。必要なものは赤ちゃんの成長に合わせて、あとから買い足していけば大丈夫です。
私自身も、産後に「これが必要だったな」と感じてから買い足したものがたくさんありました。
準備に不安を感じるかもしれませんが、赤ちゃんとの生活は少しずつ整っていくので、あまり構えすぎずに進めていきましょう。