【要注意】出産祝いでもらって困ったプレゼント6選|失敗しない選び方とは?

出産準備と育児グッズ

もらえるだけでありがたい出産祝い。
だけど正直なところ、「これ…ちょっと困るかも…」と思ったプレゼントもあります。

せっかく贈ってくれた相手には言えないけれど、育児をしていく中で
「使わなかった」「かぶった」「タイミングが合わなかった」
なんてこと、あるんです。

この記事では、私自身の体験と周囲のママたちの声をもとに、
もらってちょっと困った出産祝いを紹介していきます。

1|もらって困った出産祝い8選

1-1|ベビー服・下着(サイズや季節が合わない、趣味と違う)

赤ちゃん用の洋服って、小さくてかわいくて、贈りたくなる気持ち…すごくわかります。
でも実は**「サイズが合わない」「季節がズレる」「好みに合わない」**など、困ることも多いプレゼントなんです。

さらに、素材の好みや洗濯のしやすさ(乾燥機OKかどうか)など、見た目以上に「実用性」が大切
そして何より、ママには「自分で選びたい」という気持ちもあります。

私自身の経験だと、産後4か月時点で娘はすでに80サイズのベビー服を着ていました。
そのときに70サイズのボディスーツをもらってしまい、かなり困りました…
まだおすわりができない月齢だったので、かぶりタイプは着せづらく、しかもサイズはぴちぴち。結局、数回しか着られず終わってしまいました。

もしベビー服をプレゼントするなら…

以下のようなポイントを押さえて選ぶと、失敗しにくいです:

シンプルで着回しやすい色・柄を選ぶ
 → 派手なデザインは趣味が分かれやすいので注意

サイズは「70 or 80」が安心
 → 出産直後なら70サイズ、生後3か月以降なら80サイズがベター

デザインは前開きのタイプ
 → おすわり前の赤ちゃんは、頭からかぶせる服より「前開き」が便利

季節を考慮する
 → 冬生まれなら春用、夏生まれなら秋用など、少し先を読んで選ぶと◎

1-2|スタイ(よだれの量に個人差あり、使わない子も)

出産祝いの定番アイテムといえば、スタイ(よだれかけ)。
見た目もかわいいし、何枚あってもいいかな…と思いがちですが、実は**「使わない」ケースも意外と多いんです。**

というのも、赤ちゃんによってよだれの量にかなり個人差があるから。
うちの子はよだれがほとんど出ないタイプで、正直スタイはほぼ出番なし。
それなのに、かわいいスタイが5枚以上…。もったいないけど、タンスの肥やしに。

もしスタイを贈りたいなら…

代わりにおすすめしたいのが、お食事エプロン
離乳食が始まる時期には必ず使うアイテムなので、何枚あっても困りません。

とくにおすすめなのは、洗濯OKな布タイプやナイロン素材のもの。
毎日の食事で使うので、すぐ洗える軽い素材は重宝されます。

逆に注意が必要なのは、シリコン素材のお食事エプロン
洗いやすくて便利な反面、子どもが嫌がったり、前屈みになると首元が苦しそうに見えて不安になるママもいます。
便利なアイテムだけど、好き嫌いが分かれる点は押さえておいたほうがいいかもしれません。

1-3|ぬいぐるみセット(場所を取る、使う時期が遅い)

「赤ちゃんにはぬいぐるみを」というイメージ、ありますよね。
見た目もかわいいし、癒し感もあるのでつい選びたくなるギフトです。

でも実際には、新生児期の赤ちゃんはぬいぐるみで遊ばないし、置き場所に困るという声も少なくありません。
とくに大きめのぬいぐるみは、洗えない素材だったり、ホコリが気になったりと、意外と扱いづらいものが多いんです。

インテリアとして飾るにはかわいいけれど、育児で手一杯の時期にはお手入れの負担に感じてしまうことも…。

もしぬいぐるみ系を贈りたいなら…

そんなときにおすすめなのが、アニマルブランケットのような「ぬいぐるみ+実用性」を兼ね備えたアイテム。

  • 赤ちゃんの手でも握りやすい小さめサイズ
  • ふわふわやわらかな肌触りで、敏感な肌にもやさしい
  • ぬいぐるみとしてだけでなく、お昼寝用・お出かけ用のブランケットとしても使える
  • 軽くて持ち運びやすいから、ママも赤ちゃんも助かる!

こういった“かわいいだけじゃなくて実用的”なアイテムなら、もらう側にとっても使い道が広がって、本当にうれしいプレゼントになりますよ。

1-4|対象年齢が先のおもちゃ(出番がずっと先、収納が大変)

「どうせなら長く使えるものを…」という気持ちで、1歳以上が対象のおもちゃを出産祝いに選ぶ人もいますよね。
でも実際は、赤ちゃんが遊べるようになるまで数ヶ月〜1年以上のブランクがあることも多く、その間ずっと収納しておかなければならないんです。

育児中の家って、ただでさえスペースとの戦い
おむつ、着替え、哺乳瓶、ベビーカーに抱っこひも…すぐ使うもので部屋はいっぱい。
そこに「しばらく出番がない大きなおもちゃ」は、正直ちょっと邪魔になってしまうこともあります。

もしおもちゃをプレゼントするなら…

おすすめなのが、新生児期から1歳過ぎまで長く遊べる「プーメリー」
成長に合わせて形を変えられるので、出産祝いにもぴったりの実用的なおもちゃです。

  • 新生児期:メリーとしてベビーベッドに設置
     → ゆっくり回るおもちゃや音楽が、赤ちゃんを穏やかにしてくれます。
  • 首すわり〜寝返り期:ジム遊びとして
     → 手や足を使っておもちゃに触れたり蹴ったりして、遊びながら感覚を刺激。
  • おすわり期:手元のボタンを自分で押して音を鳴らす遊びへ
  • つかまり立ち期:ボタンの向きを上向きにして、立ちながら遊べるように

このように4段階で遊び方を変えられるので、赤ちゃんの成長にしっかり寄り添ってくれます。
一つのおもちゃで長く使えるのは、ママにとってもうれしいポイント!

サイズは少し大きめですが、リビングに出しっぱなしでも気にならない可愛らしいデザインなので、インテリアの邪魔にならないのも◎。

1-5|マグ・鼻水吸引機などの育児グッズ(こだわりがある、自分で選びたい)

「実用的だから喜ばれるでしょ?」と思われがちなアイテムですが、
マグや鼻水吸引機などの育児グッズは、ママのこだわりが強く出やすいアイテムの代表格です。

  • 「先輩ママにすすめられてこれにしようって決めてた」
  • 「SNSでバズってたから、すでに買っちゃった」

なんてことはよくある話。
もらっても「すでに持ってる」「別のメーカーを使いたい」という理由で出番がなくなることも。

こういった“自分で選びたい系”のアイテムは、気持ちはうれしいけど困る…となりがちです。

もし実用的な育児グッズを贈りたいなら…

そんなときは、「おしりふき」が圧倒的におすすめ!
これを喜ばないママはいないと言っても過言ではないくらい、育児に欠かせない必需品です。

おしりを拭くだけじゃなく、

  • 手や口をサッと拭く
  • 食べこぼしの掃除
  • 外出先でのちょっとした汚れ取り

など、とにかく用途が広くて万能
何枚あっても困らないから、育児中はもちろん、オムツ卒業後もずっと使い続けるママが多いんです。

とくにおすすめなのが、パンパース「肌へのいちばん」シリーズ
厚手で凹凸のあるシートは、1枚でしっかり拭き取れて肌への刺激も少なく、まさに神アイテム。

「実用的なプレゼントがしたい」なら、こうした消耗品で高品質なものを選ぶと、
相手の負担にならず、喜ばれる可能性がグッと高くなりますよ◎

1-6|絵本の重複(定番絵本は特にかぶりやすい)

絵本は、もらってうれしい出産祝いのひとつ。
ただし、「だるまさんシリーズ」や「いないいないばあ」などの超定番絵本はかぶりやすいのがネックです。

「同じ絵本を3冊もらった…」というママもいて、うれしい反面ちょっと困ってしまうのが正直なところ。
絵本って基本的に1冊あれば十分なので、かぶった分は出番がなくなりがちなんです。

もし絵本を贈りたいなら…

どうしても絵本を贈りたい場合は、以下の方法がおすすめです。

  • 図書カード
     自分で選べるのでかぶる心配がなく、気軽に本屋さんで使えて◎
  • 赤ちゃん用品店の金券(西松屋、アカチャンホンポ、バースデイなど)
     絵本に限らず、必要な育児グッズやおもちゃに使えるので喜ばれる確率が高いです。
  • もし書籍を選びたいなら、マイナーでも評価の高い絵本を選ぶ
     定番を外すだけで、かぶりにくくなり「知らなかった!ありがとう!」と言われやすいです。

2|出産祝いを選ぶときのポイント

出産祝いは「赤ちゃんに必要そうなもの=喜ばれるもの」と考えがちですが、
実はそうとは限りません。

その理由は大きく3つあります。

  • 育児グッズにはママのこだわりが出やすい
  • 使用するタイミングが人によって大きく異なる
  • 赤ちゃんの個性や成長によって、使う・使わないが分かれる

そのため、出産祝いを選ぶ際は、
「相手がすでに持っているかもしれない」
「自分で選びたいジャンルかも」

という視点も持つと、失敗を減らせます。

3|贈る気持ちが一番大切。ちょっとした工夫で喜ばれる出産祝いに

どんなプレゼントでも、贈ってくれた気持ちは本当にありがたく、うれしいものです。
ただ正直に言うと、「ちょっと困ったな…」と思うものもあるのが本音。

プレゼント選びでは、気遣いと実用性のバランスがとても大切
どうしても迷う場合は、金券や消耗品、選べるカタログギフトなど、
相手が自分で好きなものを選べるギフトが無難で喜ばれやすいです。

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