子育て家庭にウォーターサーバーは必要?私が導入を見送った理由と、向いている家庭の特徴

出産準備と育児グッズ

赤ちゃんのミルク作りや、育児中の飲み水に便利だと話題のウォーターサーバー。 出産準備をしていると、「本当に必要なのかな?」と気になりますよね。

私も出産前、「あったほうが便利かも」と思って、実際に導入を真剣に検討しました。
でも、最終的には導入しませんでした。

この記事では、

  • なぜ導入しなかったのか
  • 実際にどうやってミルク作りを乗り切ったのか
  • 逆に、どんな人にはウォーターサーバーがおすすめか

を、わかりやすくまとめています。

1|ウォーターサーバー、正直めちゃくちゃ迷った

育児雑誌やSNSでも「便利だった!」という声をたくさん見て、出産準備中の私はかなり惹かれました。

特に気になったポイントはこちら

  • 赤ちゃんのミルク作りに便利そう(すぐ適温のお湯が出る)
  • 授乳中の自分の水分補給にも使えそう
  • デザインもおしゃれで、キッチンに置きたくなる
  • でも月3,000〜5,000円のランニングコストが気になる…
  • ティファールや電気ポットじゃ代用できないの?

さらに、「一度ウォーターサーバーを使うと、もう手放せない」という声も見かけて、本当に慎重になりました。

2|導入を見送った理由

結論として、わが家ではウォーターサーバーを導入しませんでした。 理由は以下の4つです。

2-1|ミルク作りは「水道の浄水器+ティファール」で十分だった

  • 生後4ヶ月までは母乳8割・ミルク2割
  • 生後4ヶ月以降、完ミ(完全ミルク)に移行
  • 新生児期は赤ちゃん用の軟水を湯冷ましに使用(和光堂 ベビーのじかん 赤ちゃんの純水 500ml)
  • 4ヶ月以降は、家庭の浄水器を通した水道水を使用
  • お湯は温度設定できるティファールで管理

私は一度お湯を100℃まで沸かし、70℃で保温しておいて、ミルク作りに使っていました。
保温は1時間で切れますが、再度『保温』ボタンを押すと30秒ほどでまた70℃になるので、問題なし。
正直、この方法で十分間に合いました。

\私が使用しているのはこちら/

2-2|ミルク以外で使うシーンが少なかった

  • 普段の飲み水は水道の浄水器の水でOK
  • お湯を使うのも1日2〜3回程度(紅茶を飲むくらい)

「使う場面がミルク作り以外にほとんどないかも…」と感じ、導入に踏み切れませんでした。

2-3|継続コストと設置場所の負担が大きい

  • 固定費をできるだけ抑えたかった
  • ウォーターサーバーを置く場所も余裕がなかった
  • 月額3,000〜5,000円をかけるほど活用できない気がした

2-4|夜間授乳では「サーモス水筒」で乗り切った

  • 毎晩、サーモスの水筒に100度のお湯を入れて保温
  • もう1本の水筒には冷水を用意して、寝室に持って行って調乳
  • 寝ぼけながらもその場で適温調整してサッとミルクを作る

正直「ウォーターサーバーがあればもっと楽だっただろうな」と思ったことも何度もあります。
でも、ここまでがんばったらもう「意地でも買わないぞ!」という変なやる気が出てきて(笑)
結局、買わずに乗り切りました。

3|ウォーターサーバーが本当に必要な家庭とは?

ここまで使わなかった理由をお話ししてきましたが、逆に「こういう家庭なら導入する価値があるな」と感じたポイントをまとめます。

3-1|完ミや混合で、ミルク作りの頻度が多い

夜間のミルクや、赤ちゃんが泣いているときは、とにかく早く作ってあげたいと思いますよね。
お湯を沸かす時間さえ待てなくなることもあるので、すぐに適温のお湯が出るウォーターサーバーはかなり頼りになります。

3-2|浄水器がない、水質が気になる

赤ちゃんが小さいうちは、水の安全性がとても気になりますよね。
実際、私も生後4か月までは軟水を使っていました。
ウォーターサーバーの中には、赤ちゃんのミルク作りに使える水として推奨されているものもあり、水質が気になるご家庭にはおすすめです。

3-3|赤ちゃん〜大人まで、家族でよく水分を摂る

毎日たくさん水を飲む人や、白湯を習慣にしている人にとっては、水やお湯をすぐ使えるのが大きなメリット。
手軽に続けられるので、健康習慣のサポートにもなります。

3-4|ウォーターサーバーを置くスペースがある(コンセント近くに)

ウォーターサーバーを置くときは、本体の大きさだけでなく、設置場所の周りのスペースも大切です。

一般的なサイズは、

  • 高さ:90〜120cmくらい
     卓上タイプなら40〜50cmくらいのものもあります。
  • 幅・奥行:30〜40cmくらい

このくらいのスペースが必要だとイメージしておくと良いでしょう。

また、給水ボトルの交換や電源コードの取り回しのために、周囲に少なくとも10cm以上の余裕があるとスムーズに使えます。

設置場所は、

  • コンセントが近くにあること
  • かつ、置きたい場所にウォーターサーバーのサイズが収まること

この2点は必ずチェックしてくださいね。
実際に購入を考えるときは、気になる機種の公式サイトでサイズを確認するのがおすすめです。

3-5|月3,000〜5,000円の出費が許容できる

浄水型のウォーターサーバーなら、月に約3,000円から使えるタイプもあります。

例えば、36L(3人家族で1ヶ月)の水を2Lペットボトルで買うと、1か月にかかるコストは2,000円ほど。
ペットボトルより多少コストはかかりますが、重い水を運ばずに済み、すぐにお湯・水が使える快適さを求める方には十分選ぶ価値があります。

少しコストがかかっても、手軽さや時短を重視したい方には向いている選択肢です。

3-6|災害時の備えとして考えている

停電時でも常温の水は出せる機種が多く、非常用の飲み水としてそのまま備蓄できるのは安心ポイント。
また最近は、ボトル交換が本体の下部分でできるタイプも増えており、重たい水を持ち上げなくていいので、妊娠中や子育て中でも交換が楽になります。

4|迷ったときの参考に…私が最後まで迷った2社を紹介します

4-1|famfit2(ファムフィットツー)/プレミアムウォーター

\私がいいなと思ったポイント/

  • 赤ちゃんのミルク作りを公式に推奨している
  • 下置き型サーバーで、重たいボトルも楽に交換できる
  • 温水は80度をキープ。ミルク作りがスムーズ
  • エコモードありで電気代を節約できる
  • 子育て世帯には「マムクラブ」というお得なプランあり
  • 非常用コックつきで、停電時も直接ボトルの水が使える
  • アプリやLINEで注文・配送日の指定・スキップも可能で便利
  • 使い切りボトルでゴミは小さくたためる。かさばらずゴミ出しもラク
詳細はこちらから

4-2|フレシャス・スラット(フレシャス)

\私がいいなと思ったポイント/

  • 子育て家庭向けの「ママパパプラン」あり
    →ストローカップ&今治タオルのプレゼント、子どもの誕生日には毎年水1箱無料
  • エコモードありで電気代を節約できる
  • 『エコ』ボタンで70℃保温。ミルク作りがスムーズ
  • 天然水を使用しており、赤ちゃんにも安心とされている
  • 操作ボタンが子どもの手が届かない位置にあり、いたずら防止に◎
  • ボトルは使い切りタイプでゴミもかさばらずラク
  • 静音設計なので、寝室にも置けて夜間授乳のときにも便利
  • ボトルは足元交換型で、持ち上げなくてOK
  • パソコン・スマホ・LINEで注文・変更が可能
詳細はこちらから

5|まとめ:ウォーターサーバー導入を迷う方へ

わが家では、

  • 浄水器+温度調整できるティファールで十分だった
  • ミルク以外の用途が少なく、コストが見合わなかった

という理由から、ウォーターサーバーは導入しませんでした。

でも、便利さや時短効果は確かに魅力的。

正直、お金に余裕があるなら積極的に取り入れてもいいアイテムだと思います。

逆に、私のように「育児コストを少しでも抑えたい」という方には、ティファールが優秀な代替案。
コストをかけずにしっかり必要な温度管理ができるのは大きなメリットです。

導入を迷っている方は、ぜひ自分のライフスタイルと予算に合った方法を見つけてみてくださいね。