エアラブ3・4・4プラス比較レビュー｜用途別おすすめと選び方

夏の子どもの暑さ対策に人気の「エアラブ」。
気になってはいるけれど、種類が多くてどれを選べばいいのか迷っていませんか？

私もまったく同じでした。
とくに気になったのが、「いちばん安い“ドーナツ”モデルでも本当に大丈夫なの？」という点。

エアラブには「ロリポップ」「オレオ」など、上位モデルもあります。
防水仕様・冷感素材・リモコン操作など機能が増えるほど、価格も高くなります。
それに比べて“ドーナツ”は1万円前後とリーズナブル。
でも「安い＝性能もそれなり？」と心配になるのも正直なところです。

私自身は、ひとつ前のモデル「エアラブ3ドーナツ」を実際に使っています。
そのうえで、現行モデル（エアラブ4シリーズ）についても調べて、
どのモデルがどんな人に合うのか？本当にドーナツで満足できるのか？を比較してみました。

実体験と情報をもとに後悔しないエアラブ選びをわかりやすくお伝えします。

エアラブ3・4・4プラスの違いを解説

モデル	価格（楽天市場）	サイズ	空気孔数 / 風量段階	特徴	向いている人
エアラブ3シリーズ	7,560円〜	約330×950mm	18か所 / 3段階	シンプル設計・取り付け簡単	コスパ重視 / チャイルドシート中心
エアラブ4シリーズ	9,440円〜	約330×950mm	23か所 / 4段階	風量・フィット感がUP	ベビーカー・車どちらも快適に使いたい
エアラブ4＋（プラス）シリーズ	11,800円〜	約330×900mm	23か所 / 4段階	保冷剤ポケット搭載・スリム化	猛暑の外出が多い / 多機種対応重視

エアラブ3ドーナッツ（私が使用しているモデル）※現在販売終了

特徴

• 価格：7,560円〜（楽天市場）※現在ドーナッツのみ販売（ロリポップ・オレオは販売終了）
• サイズ：約330×950mm
• 風量：18か所の空気孔、風量は3段階調節が可能
• 素材：汗の発生を最小限に抑える特殊シートを使用、ダイヤモンドメッシュ生地でややシャリ感あり、さらっとしている
• 装着：構造が単純なので、取り付け取り外しがしやすい

エアラブ4ドーナツ

特徴

• 価格：9,440円～（楽天市場）
• サイズ：330×950 mm（旧型と同様）
• 風量：18か所→23か所の空気孔、風量は3段階→4段階調節が可能（旧型よりバージョンアップ）
• 素材：汗の発生を最小限に抑える特殊シートを使用、ダイヤモンドメッシュ生地（旧型と同様）
• 装着：首まわりのスリム化やベルト通しの改善など、装着のしやすさがアップ（旧型よりバージョンアップ）

エアラブ4ドーナツがおすすめな人

エアラブ4のドーナツを選ぶ人の決め手は、
3よりも風量はしっかりほしい／3よりもチャイルドシートやベビーカーにしっかりフィット／でも価格はできるだけ抑えたい、という絶妙なバランスを求めていること。

「値段が高すぎないけど性能は十分」
そんなちょうどよさが、エアラブ4ドーナツの魅力です。

エアラブ4のロリポップやオレオとの違い

エアラブ4ロリポップ

• 足元防水仕様
• 汚れ防止を優先する人にぴったり
• 高機能すぎないが防水で日常使いに安心

エアラブ4オレオ

• 全面防水＆リモコン操作可能
• 食べこぼしや飲み物汚れ対策にも◎
• 運転中に風量調整できる便利さ

エアラブ4ロリポップがおすすめな人

ロリポップを選ぶ人の多くは、足元の防水機能が決め手になっています。

「オレオほどの高機能までは必要ないけれど、汚れはなるべく防ぎたい」——そんな人にはロリポップがおすすめです。

エアラブ4オレオがおすすめな人

オレオを選ぶ人の多くは、全面防水機能とリモコン操作ができることに魅力を感じています。

ただし、ベビーカーやチャイルドシートでお菓子をあげない家庭や、「基本はベビーカーだけで使うからリモコンは不要」という人であれば、ドーナツやロリポップを選ぶのも◎。必要な機能に合わせて、無理なく選べるのがエアラブシリーズの良いところです。

エアラブ4＋（プラス）シリーズ

特徴

• 価格：11,800円～（楽天市場）
• サイズ：330×900 mm（エアラブ4よりもコンパクト）
• 風量：23か所の空気孔、風量は4段階調節が可能（エアラブ4と同様）
• 素材：エアラブ4と同様の素材、保冷剤ポケットが搭載
• 装着：全体的にスリムになったことで、コンパクトなチャイルドシートやベビーカーにも装着しやすい

エアラブ4＋（プラス）がおすすめな人

エアラブ4＋（プラス）を選ぶ決め手は、サイズ感の改良と保冷剤ポケットの搭載です。

エアラブ4＋（プラス）は、日本国内のベビーカーやチャイルドシートに合うようローカライズされており、従来モデルよりフィット感が向上。さまざまな機種に対応しやすくなっています。

また、首の下あたりに専用の保冷剤ポケットがついているのも大きな特徴。

ただし、車移動がメインで、エアコンがすぐ効くような車であれば、ここまでの機能は不要な場合も。
その場合は、よりシンプルで価格を抑えたエアラブ3や4でも十分対応できます。

【本音レビュー】エアラブ3ドーナツを使ってみた　※現在販売終了

2024年7月にAmazonでモバイルバッテリー込みを約1万円で購入しました。

ロリポップやオレオなどの上位モデルもありましたが、価格を抑えつつ、基本性能で困らないモデルを選びたいと思い、口コミでも「これで十分」と評価の高かったエアラブ3ドーナツを選びました。

娘が首すわりした生後3ヶ月ごろから使い始め、現在はチャイルドシート（コンビ）とベビーカー（サイベックス リベル）で併用しています。

風量の感想

風量については、ティッシュを使って簡単な実験をしてみました。

風量０のとき

風量MAXのとき

風量0のときと、MAXのときでティッシュの動きを比べてみたのですが、写真の通り、しっかりと風が出ているのがわかります。

実際に使っていても、涼しい風がちゃんと感じられて、子どもの背中もサラサラ。
「ちゃんと涼しいの？」と不安な人にも、自信を持って「風量は十分です！」と伝えられるレベルです。

チャイルドシートでの使用感

装着のしやすさ・サイズ感は問題なし。ズレることもなく安定して使えています。

風量は3段階で、ふだんは2段階目を使用中。
マックスにすると接続がたまに切れることがあるため、2段階目が安心。

風はしっかり冷たく、背中が蒸れずにサラサラをキープできていて、暑い日でも快適そうです。

ただし、車内が熱くなっている状態（特に夏場）で使うと熱風になることがあるので注意。
私はファン部分に保冷剤を仕込んでカスタマイズしています。
軽自動車など、車内が冷えるまでに時間がかかる場合は、この工夫がおすすめです。

ベビーカー（サイベックス リベル）での使用感

正直、ズレます。
子どもを乗せると下にずれてしまうし、ややサイズが大きいため、
サイベックスリベルの固定ベルトとの相性もいまいちで、フィットしづらい印象です。

とはいえ、「まったく使えない！」というほどではなく、
子どもも気にしていないようなので、そのまま使い続けています。

外出時にはスイッチの位置が見づらく、接続の確認が面倒な点も少しストレス。
マックス風量でたまに切れることも、地味に気になります。

エアラブ3・4・4プラスの使い分け結論【用途別おすすめモデル】

実際に使ってみて感じたのは、チャイルドシート専用で使うなら「エアラブ3ドーナツ」で十分ということ。
風量もしっかりあり、背中のムレ対策にも効果的。価格を抑えつつ必要な機能はカバーできるので、コスパ重視の方にはぴったりです。（※現在は販売を終了してます）

ただ、ベビーカーでも使う予定があるなら「エアラブ4シリーズ」がおすすめ。
シートの形状や固定方法が改良されていて、ズレにくく安定感があり、乗せ降ろしのときも扱いやすくなっています。

さらに、「エアラブ4プラス」には保冷剤ポケット付き。
猛暑日にはこのひと工夫が体感温度に大きく差をつけてくれるので、真夏のお出かけが多い家庭には魅力的なポイントです。

それぞれの特徴を知って、自分に合う一台を選ぼう

エアラブはどのモデルも「涼しさ」という基本はしっかりカバー。
あとは自分の使い方に合った機能を選ぶだけです。

わが家はチャイルドシート中心なので3ドーナツで十分でしたが、
ベビーカー併用や快適さ重視なら4シリーズ以上がおすすめです。

この記事が、あなたのエアラブ選びの参考になればうれしいです。