1|離乳食、がんばりたいのに苦しい…そんなあなたへ
「離乳食、できるだけ手作りで頑張りたい」って思ってるあなたへ。
でも実際は、疲れちゃったり、食べてくれなかったりして、「もう無理かも…」って感じることもあるよね。
- 離乳食はできるだけ手作りしたいけど、疲れてしまう
- ベビーフードを使うことに罪悪感がある
- 離乳食作りに悩んで、一人で抱え込んでしまっている
そんなふうに悩んでいる方の心が、少しでも軽くなったら嬉しいです。
2|はじめに:手作りにこだわってた私
離乳食が始まったころ、「ちゃんと作らなきゃ」「できるだけ手作りで頑張ろう」って思ってました。
愛情を込めて作るのが当たり前みたいに思ってたし、せっかく作ったごはんを食べてもらえると、嬉しかった。
でもね、現実はそんなにうまくいかなくて。
せっかく時間かけて作ったのに、子どもが食べてくれないと…普通にショック。
気持ちが沈むし、ストックを廃棄するたびに「何やってるんだろ…」って自分を責めちゃって。
そのうち、「なんで私だけが頑張ってるの?」ってイライラが夫に向くようになってきて…。
離乳食づくりに関わってない夫の存在が、だんだんストレスに感じてしまったんです。
2-1|一人で抱え込みすぎて、心が限界に
それでも「子どものため」と思って、栄養のこと、味のこと、バランスのこと…ぜんぶ一人で抱えて必死にやってました。
でもね、そうやって気を張りつめすぎた結果、私の心の方が限界に近づいていったんです。
夫はというと、「なんか大変そうだな…」とは思ってるんだろうけど、
「自分には荷が重そうだから妻に任せよう」って空気を出してくる感じで(笑)。
でも、私だって余裕あるわけじゃない。
それなのに、「なんで私ばっかりこんなに必死になってるの?」って気持ちがどんどん大きくなって、
いつのまにか、離乳食=苦しい時間になっていました。
2-2|ベビーフードに頼る選択。でも罪悪感もあった
そんなとき、ふと「ベビーフード使ってみようかな…」と思ったんです。
でも、正直ちょっと抵抗がありました。
「手抜きって思われるかも」
「味が濃いって聞くし、手作りを食べなくなったらどうしよう」
そんな不安や罪悪感があって、なかなか手を出せなかったんです。
でも調べてみると、ベビーフードって栄養士さんがちゃんと監修していて、
栄養バランスはもちろん、味つけや固さも月齢に合わせて工夫されてることがわかりました。
「え、これってむしろ安心して使えるやつじゃん!」って思った瞬間、
それまでパンパンに張りつめてた心が、ふわっと軽くなった気がしました。
3|私なりのバランス:“ゆる手作り”で心を守る
ベビーフードに頼るようになってからも、「やっぱりちょっとは手作りもしたいな」って気持ちは残っていて。
だから今は、“ゆる手作り”を取り入れて、自分にちょうどいいバランスを探すようになりました。
たとえば朝ごはんだけ、ちょこっと一手間。
食パンにヨーグルトといちごジャムを塗ってくるっと巻いたロールサンドや、鰹節を混ぜた小さなおにぎり。
ちょっとした工夫だけど、「ちゃんと作った」って気持ちにもなれるし、朝の定番になっています。
それから、週に1〜2回くらいは、レンジで簡単に作れるごはんを手作り。
大人用の煮物を取り分けたりもしますが、“手作り=ちゃんとしなきゃ”をやめてから、すごく気持ちがラクになりました。
もし食べてくれなくても、「まぁいっか。1食くらい平気だよね〜」って笑っていられる。
この“ゆるさ”こそ、今の私にとっては一番大事なことかもしれません。
ちなみに、わが家ではピジョンの「12種類の野菜」入りベビーフードをよく使っています◎
野菜たっぷりで安心だし、何より子どもがパクパク食べてくれるのがありがたい!
4| ベビーフード、世間のリアルな声(賛否両論)
ベビーフードについて調べてみると、やっぱりいろんな意見があるみたいです。
「助かる!」という声もあれば、「できれば使いたくない…」という声も。
でも、どれもその人なりの“思い”があって、どれも否定できないなぁと思いました。
4-1|ベビーフード賛成派(ポジティブな意見)
• 「忙しい時に助かる!」
→ 毎食手作りなんて無理!市販のは栄養バランスもちゃんとしてるし、気にせず使ってる。
• 「プロ(栄養士)が考えたメニューで安心」
→ むしろ自分で作るより栄養バランス取れてる気がする。
• 「子どもがよく食べる!」
→ 市販の方が食いつきいい時もある!無理に手作りにこだわらなくていいと思った。
• 「衛生面でも安心できる」
→ 外出先や体調不良の時でも、衛生的に安心できるのはありがたい。
4-2|ベビーフード否定派(ネガティブな意見)
• 「添加物や味付けが心配…」
→ 裏の表示を見て不安に。できれば素材の味で育てたいという気持ちも。
• 「愛情が足りないって思われそう…」
→ “手作り=愛情”みたいなプレッシャーがある。罪悪感を感じることも。
• 「コスパが悪い気がする」
→ 毎日使うには高いし、続けるのはちょっと厳しい。手作りの方が節約になるかも。
• 「味に慣れすぎるのが不安」
→ 最初から濃い味に慣れると、家庭の薄味を嫌がるようになるかも…という不安も。
5|手作りごはん vs ベビーフード?じゃなくて、役割が違うだけ
栄養士さんが考えて、調理師さんが作った給食や病院食。
栄養バランスも整っていて、そりゃあプロの仕事。
そっちの方が栄養的には優れてるのは当然です。
でもだからといって、家庭でお母さんが作るごはんが「意味ない」なんてこと、あるはずがないんです。
たとえ完璧じゃなくても、子どものために頑張って作ったごはんには、ちゃんと栄養がある。
そしてそれ以上に――「こころの栄養」がある。
プロの食事にはできない、ママやパパの気持ちがこもってる。
子どもって、そういうのちゃんと感じ取ってくれるものですよね。
手作りとベビーフード、どっちが正解じゃなくて、「どっちもOK」。
役割が違うだけだから、状況に合わせてうまく使い分けていければいいと思います。
実際、私はベビーフードに頼るようになってから、「自分が笑顔でいられる時間」が増えました。
それって、結果的に子どもにとってもいいことだったんだなって思います。
ママがニコニコしてると、子どもも嬉しそうだし、家の中の空気もなんだか優しくなる気がして。
6|おわりに:育児に正解はないから、自分に優しく
真剣に向き合えば向き合うほど、「もっとできたかも」「これでよかったのかな」って悩みは尽きない。
でも、どこまでが合格ラインかなんて、誰にも決められない。
ママの数だけ答えがあって、それぞれの家庭に“ちょうどいい”がある。
今日ベビーフードに頼ったっていいし、疲れて手抜きしたっていい。
うまくいかない日があっても、ちゃんと子どもと向き合おうとしてる、それだけで十分すごい!
今日もがんばった自分に、「よくやったね」って言ってあげよう。