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母乳育児中でも痩せない理由と対策|私の失敗&成功体験談

「母乳育児をしていれば自然と体重が落ちる」――そんな話を聞いたことがありませんか?
実際、母乳育児は1日に約500kcalも消費すると言われています。

ところが私は、母乳育児をしても全然痩せないどころか、逆に体重が増えてしまったママのひとり。
臨月までに+13kg増えた体重は、産後も思うように減らず…。
「母乳をあげていれば痩せるはず」と信じていた私は、目の前の体重計の数字に落ち込む日々でした。

里帰り中は母に用意してもらったジュースをゴクゴク飲み、気づけば1日3食に加えて間食が3回。
今振り返れば「痩せないのも当然…」と思えるのですが、その当時はただただ焦りと不安ばかり。

この記事では、そんな私が「母乳育児でも痩せない理由」と「実際に効果があった産後ダイエットの改善法」を体験談ベースでまとめています。
「母乳育児してるのに全然痩せない…」と悩んでいるママは、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

産後の現実:母乳育児は痩せないのか?

母乳育児なのに体重が減らない原因とは?

母乳育児をしているのに思うように体重が減らない…。
実はこれ、私だけじゃなく多くのママが感じている悩みなんです。

母乳育児では確かにカロリーは消費しますが、

  • 授乳中は喉が渇きやすくジュースを飲みすぎる
  • 「母乳をあげてるから大丈夫」と安心して食べ過ぎる
  • 睡眠不足やストレスで間食が増える

といった理由で、消費より摂取が多くなることも珍しくありません。

私自身も「母乳をあげてるんだから痩せるはず」と油断して、気づけばどんどん体重が増えていました。

やってしまった!産後ダイエットの失敗談

極端な食事制限で逆効果に

晩ご飯は野菜とゆで卵だけ。
栄養不足と空腹でイライラし、結局ストレスで暴飲暴食…。
「自分では食べてないつもり」でも、実際はカロリーオーバーしていました。
食事記録を取っていなかったので、食べ過ぎに気づけなかったのも原因です。

タンパク質不足のまま運動量も少なく、筋肉はどんどん減少
体重は一時的に落ちても体脂肪は減らず、いわゆる“浮き輪腹”はそのまま残っていました。

消費カロリーが分からない運動ばかり

「とにかく運動しなきゃ!」と始めたのはYouTubeの宅トレ動画。
“10分間のダンス動画”や“基礎代謝が上がるストレッチ”など、色々試しました。
でも消費カロリーが分からない運動ばかりだったので効果を実感できず…。
動画1本やっただけで満足して、その日はもう運動しない日も多く、結果は全く出ませんでした。

毎日の体重測定に一喜一憂

さらに悪循環だったのが「毎日の体重測定」。
夜ご飯をサラダだけにしても、翌朝体重が減っていないとイライラ
「こんなに頑張ってるのに意味ない!」と投げやりになり、逆に食べすぎることも…。

今思えば、体の水分量でも体重は増減するもの
そんな基本も知らず、少しの数字の変化に落ち込んで、自分を追い込んでいました。

産後整体で気づかされた“痩せない理由”

産後整体の先生に相談したとき、まず言われたのが「頑張っているのは伝わります。でも、このままのやり方では思ったような結果は出にくいかもしれません」というひとこと。まさに私もその典型でした。

① 食事は「食べてないつもり」で食べすぎていた

私は晩ご飯を“野菜とゆで卵だけ”にして「頑張って制限してる!」と思っていました。
でも、日中にちょこちょこお菓子をつまんだり、カフェオレを飲んだり…。

整体の先生に勧められて食事管理アプリで記録してみると、「意外にカロリーオーバーしてた!」と気づいたんです。

食べてないつもり=思い込みで、本当の食事量を見える化する大切さを実感しました。

② 運動は「しんどさ=消費カロリー」ではなかった

当時はYouTubeの宅トレやストレッチをやる気があるときだけやっていました。
「これだけ汗かいたから痩せるはず!」と信じていたけれど、実際にはダンス動画10分で消費カロリーは60kcal程度。(※自身の体重や運動強度によって変わります)アルフォート1個で帳消しになる数字でした。

それよりも「まずはベビーカーで1時間散歩してみましょう」とアドバイスをもらいました。歩数ならスマホの『ヘルスケア』アプリで自動で記録されるし、何より続けやすいんです。

運動はハードさより“継続できるもの”を選ぶのが大事だと教わりました。

③ 体重計と仲良くしすぎない

産後は毎日体重計に乗って、「昨日より増えてる…なんで?」と自分を責めてばかり。
でも女性の体重はホルモンの影響で1〜2kgは簡単に増減するもの。朝と夜でも数字は変わります

先生から「毎日測らず、2週間に1回で十分。そのときも同じ条件(朝起きてトイレのあとなど)で測ること」と言われて実践しています。

体重のグラフが右肩下がりになっていくのを見て、やる気がぐんとアップします。

どうやって改善したのか?私のダイエットの転機

カロリーを「見える化」したら食事制限がラクに

「なんとなく食べているだけでは、全然痩せない…」
これ、私が産後ダイエットで最も痛感したことです。

まず大切なのは、自分がどれくらい食べているのかを把握すること
食べすぎや栄養の偏りは、記録してみないと気づけないものです。

そこで役立ったのが、カロリー記録アプリ「カロミル」

  • 毎日の食事をサクッと記録できる
  • 1日の摂取カロリーや栄養バランスをグラフで確認できる
  • カロリーの範囲内で食べたいものを調節できる

この「見える化」によって、極端な食事制限をせずとも調整できるようになりました。

特に嬉しいのは、カロリーの範囲内なら好きなものを食べてもOKということ。
私は1日の目標を1400〜1500kcalに設定していたので、どうしてマクドナルドが食べたい日は、

  • 朝:豆腐150g(84kcal)
  • 昼:てりやきチキンフィレオ+ポテトM+ゼロコーラ(907kcal)
  • 夜:餃子7個+ご飯100g(359kcal)

これで合計1,350kcalといった感じで、カロリーを調整しながら食べていました。
ストレスをためずに楽しみつつ食事管理できるので、無理なく続けられたんです。

カロミル

カロミル

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数字で分かる運動に切り替えたら続けやすくなった

まずは、ベビーカーでスーパーまで片道20分のお買い物からスタート。
スーパーでの滞在時間も合わせて、1時間ほどの外出になり、自宅保育で何をして過ごそうか迷いがちな私にとって、気分転換にも時間の有効活用にもなりました。

6月に入り暑くなってお散歩が減ったタイミングからは、隙間時間でステッパーを踏み、休日はフィットボクシングを日課に。
この2つの運動に切り替えてから、体重がみるみる減少
ダイエット開始から10か月たった今でも続けられるほど、継続しやすい運動です。

タンパク質を体重×1〜1.5gとって筋肉量をキープ

体重は減っても、筋肉まで減ってしまったらもったいない
体脂肪だけを落とし、見た目をスッキリさせるためには、タンパク質をしっかり摂ることが重要です。

私は毎日体重×1〜1.5gを意識して摂取し、半年で

  • 体重:62.8kg → 56.6kg(−6.2kg)
  • 体脂肪率:38.6% → 32.1%(−6.5%)
  • 筋肉量:キープ

という結果を達成できました。

数字も大事ですが、やはり見た目が一番のゴール
特にお腹の浮き輪腹をなくすには、筋肉を減らさずに脂肪だけ落とすことが鍵です。

失敗から学んだ!産後ダイエット成功のコツ

産後ダイエットで一番痛感したのは、「極端にやりすぎても続かない」ということです。
私は晩ご飯を野菜とゆで卵だけにしたり、毎日ハードな宅トレに挑戦したりしていましたが、結果はストレスと挫折の連続。

そこで学んだのは、数字に振り回されすぎないこと
体重やカロリー、消費カロリーを毎日追いかけると、少しの増減で一喜一憂してしまい、かえって食欲やモチベーションが乱れてしまいます。
大事なのは、長く続けられる方法を習慣にすること

私が取り入れたのはこの3つ
  • カロリー記録アプリで食事を「見える化」しつつも、好きなものは楽しむ
  • 継続しやすい運動(ステッパー・フィットボクシング・散歩)に切り替える
  • 体重計は毎日ではなく、2週間に1回測定する

産後のダイエットは、焦って極端なことをするよりも、自分に合った方法を少しずつ積み重ねることが一番大切です。
体重計の数字に一喜一憂せず、食事や運動を楽しむ気持ちを忘れずに。

もし今「うまくいかない…」と感じていても大丈夫。あなたのペースで、できることから始めてみてくださいね。
続けるうちに、少しずつ体も気持ちも変わってくるはずです。

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