生後11ヶ月のある日。いつものように娘に離乳食を食べさせていたら、突然スプーンを奪われてビックリ。
空っぽのお皿に向かって一生懸命すくう真似をしていて、「もしかして、自分で食べたいサイン?」とハッとしました。
それまで「食べさせてもらうのが当たり前」と思っていたけれど、試しにお皿ごと渡してみると、ほとんどこぼしながらも意外と上手にパクパク。思わず「すごい!」と感動したのを覚えています。
この出来事をきっかけに、「赤ちゃんが自分で食べる練習って、いつから始めればいいんだろう?」と本格的に考えるようになりました。
自分で食べる練習はいつから始める?
調べてみると、赤ちゃんが自分でスプーンを使う練習を始めるのは、生後9ヶ月〜1歳頃が一般的。
ただ「やらせてみたいけど、食べこぼしで後片付けが大変そう…」と迷うママも多いと思います。
わが家では思い切って挑戦してみたところ、試行錯誤しながらも1歳ごろにはスプーンを上手に使えるようになりました。
そのとき役立ったのが、doddl(ドードル)のスプーン。
グリップが短くて太いから、赤ちゃんの小さな手でも持ちやすく、自然にすくって口まで運べます。

私自身は楽天市場で購入しましたが、つかみやすさ・すくいやすさ・食べやすさ、どれも満点!わが子にはぴったり合っていました。
自分で食べる練習におすすめの掃除対策グッズ3選
軟飯または柔らかめご飯で練習すると片付けも楽
赤ちゃんが自分で食べる練習をするときは、ご飯の硬さを軟飯または柔らかめに炊いたご飯にするのがおすすめです。
- 手でもスプーンでもすくいやすく、赤ちゃんが口に運びやすい
- パラパラこぼれにくく、固まりで拾えるので掃除が楽
- ご飯が机や椅子につくと少しベタつく(おしりふきでサッと拭けばすぐに取れる◎)
普通のご飯だとポロポロ落ちて床掃除が大変でしたが、11か月ごろは軟飯、1歳ごろには柔らかいご飯にするとまとまりやすく、後片付けが格段に楽になりました。
さらに、手づかみの練習にもなり、スプーン練習への移行もスムーズです。
我が家では、食後に机や椅子についたご飯をおしりふきでサッと拭き取るようにしています。
机にくっつく吸盤つきのお皿でひっくり返し防止
離乳食の自分食べ練習に欠かせないのが、机にしっかり固定できる吸盤つきのお皿。
私は楽天市場でこちらを購入しました。


- 赤ちゃんがすくいやすい形状で設計されていて、取りやすい
- 強力な吸盤で机に固定できるから、ひっくり返し防止になる
- 吸盤がくっつきにくい机の素材もあるので、事前に確認が必要
我が家ではNovus(ノウス)のハイチェアにセットして使用中。
木製テーブルほどの吸着力はないものの、しっかり固定されていて問題なく使えています。
お皿をひっくり返されたり振り回されたりするストレスがなく、子どももお皿が安定している分、スプーンですくいやすそう。「自力ではがす力」がつくまでは、この吸盤皿は現役で活躍しそうです。
シリコンお食事エプロンで食べこぼし対策
自分で食べる練習に欠かせないのが、シリコン製のお食事エプロン。
私が使っているのは、定番人気のベビービョルンのシリコンエプロンです。


- 汚れても水でサッと洗えるからお手入れが簡単
- ポケット部分が硬めで形崩れしないので、スプーンから落ちたご飯をしっかりキャッチできる
- シリコンの感触を嫌がる子もいるので、慣れるまで時間がかかる場合がある
わが子はスプーンですくって口に運ぶ途中で、まだ半分くらいはポロッと落としてしまいます。
でもシリコンエプロンの深いポケットがキャッチしてくれるので、服や床が汚れにくく大助かり。
「これをつけているから大丈夫!」と思えるだけで、好きなだけ練習させてあげられる心の余裕が持てました。
まとめ|グッズを上手に使って楽しく練習
子どもが自分で食べる練習を始めるのは、生後9ヶ月〜1歳頃が目安。
この時期に合わせて 掃除の手間を減らす工夫 をしておくと、ママ・パパもぐっと楽になります。
私が実際にやってみておすすめだった組み合わせは、
- 軟飯または柔らかいご飯で練習(すくいやすく食べこぼしが減る)
- 机に固定できる吸盤つきのお皿(ひっくり返し防止)
- ベビービョルンのお食事エプロン(服の汚れを最小限に)
このセットで「好きなだけ食べていいよ」と見守る余裕が持てました。
我が家ではこの組み合わせがベストでしたが、家庭によって合うやり方はさまざま。
無理なく取り入れて、楽しく「自分で食べたい!」を応援していきましょう